ライターノウハウなど

Twitterをきっかけに書きたかったテーマでライティング仕事することができました

2017/08/09

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AbemaTIMESさまにて、将棋の記事を書かせて頂く機会がありました!将棋は10歳の時から35年以上にわたって楽しんでいる趣味で、そのことがライター仕事に出来るということはとても有難いことでした。ここに至るまでにいちライターとして行ったことをまとめ、自分の好きなテーマでライティングしたい方のヒントになればと考えています。

・執筆した記事

こちらです。
今から藤井聡太四段を目指すなら 近所の将棋教室の探し方

これであなたも「観る将」 将棋棋士をもっとよく知る方法
非常に有難い。

・必要な準備

準備段階で必要なものは以下の二つでした。

Twitter

今回はTwitterでお仕事を探したお話です。なのでTwitter必須。検索メインで使いましたので、フォロー・フォロワー数はあんまり関係ないと思います。ただし、編集者がライターの影響度を測りたがるタイプであればある程度のかずは意識しておいてもいいのかも。

ブログ

自分が好きであることを証明するために、その好きなことを自分の言葉で不必要に熱く語ったブログ記事が必要でした。

ライターとしてのポートフォリオ

僕の場合はブログにライターとしてのポートフォリオを掲載しています。
今回仕事を得た「好きなこと」に関しては、ライターとしては未経験でした。ですので、その他のジャンルであればこのくらいのレベルで書いてあるよ、ということを示す必要がありました。

ちゃんと示せるのであればブログである必要はないと思います。WordなどにまとめてDropBoxなどに置き、その共有リンクを作っておく、というやり方でも大丈夫な気がします。

・やったこと

さて、何をやったか、ですが。

Twitterで二つの設定を行う

Twitterは情報収集用に利用します。

一つは「ライター」「募集」というキーワードで検索し、その結果を常日頃から見ること。

もう一つは、自分の書きたいジャンルのメディアの公式アカウントやライターのアカウントをフォローすることです。

順に説明しましょう。

「ライター」「募集」の検索はそのままです。やってみると、意外と募集をTwitterでしている個人・法人があることが分ります。
もっとも、募集内容・募集額などは本当にそれぞれ。クラウドソーシングレベルの安そうな案件もありましたし、そうでなさそうなものもありました。

僕の場合、この検索をしてみたことで、ライターの募集が多いことを認識できました。

そして、自分の書きたいジャンルのメディアの公式アカウントやライターのアカウントをフォローします。フォローが嫌いな人はリストに突っ込む形でも良いでしょう。

メディアのアカウントでは、もちろんライターを募集していることを告げることがあります。そういう情報を逃さないこと。
今回の件に限って言えば、僕がライターを募集していることを知ったのは、ライターがさんが「募集しているらしいよ」というつぶやきをされていたことだったんです。

拡散力のあるライターさんはメディアの方に「募集してるって良かったらツイートしておいていい?」ってお願いされるかもしれません。また自発的にツイートすることもあるでしょう。

そもそも同業者の方のアカウントをチェックしておくことは有益な情報を得られることが多いものです。忘れずに確認しておきましょう。なあに、必要ないと思ったら削除すればいいだけですから。

気になる情報が見つかったら、そのアカウント、もしくはアカウントのプロフィールに抱えている連絡先にアタックです。このアタックの時に必要なのが、ブログ記事やポートフォリオになります。

・ブログに書きためておく

さて、自分の好きなジャンルだけれど仕事としてライティングの実績がない、という場合については、アピールする相手にどれだけ好きなのかを語らなければなりません。

そのために有効な手段がブログです。

そもそも好きなことなので、ブログに書くこと自体は苦痛でも何でもありません。書ければ書けるほど有効になることでしょう。

相手に一発で情報を渡せるように、カテゴリーなどをしっかり管理しておくかまとめページを作るかして、URL一本でお渡しできるようにしておきます。

僕の場合は将棋が好きだったのでそれをアピールしたのですが、棋士の書いた書籍に対する書評、昨年ちょっと問題になった「棋士のカンニング疑惑」についてちょっと触れた記事、自分が将棋道場にいった時の話など、割といろいろな方面から記事を書きました。

広さをアピールするなら、ひとつのジャンルでもいろいろな方面から記事を書いた方が良いでしょうし、深さをアピールするなら、ひとつの記事でしっかり洞察する、同じテーマで様々な記事を書き込んでいく、そんなやり方がありますね。

アピールの際に、例えば「自分はSEOに強いです」「自分のブログの拡散力はこの程度あります」と自信をもって言いたいのであれば、そういう要素を含んだ好きなことの記事をちゃんと書いておきます。

・ポートフォリオのリンクを渡す

好きなジャンルのライティングとしては未経験な訳ですから、ほかで自分の文章力などをお伝えしなければなりません。そのために、相手にお渡しできるポートフォリオを用意しておきましょう。

自分の場合はブログの固定ページに執筆例のリンクを載せてあります。

上にも書きましたが、クラウドストレージにポートフォリオのドキュメントを制作しておき(PDFとかWord、Googleドキュメントとか)、そのリンクをお渡しする、というやり方もありますね。

渡す媒体は何でも良いです。
自分の力量とかこれまでの実績をしっかりアピールできる情報をお渡ししましょう。

これらの情報をスマートにお渡しできれば情報管理能力も間接的に認められるかもしれません。

・ライターの実績が無い人は!

ライターの実績が無い場合。困りますね・・・・・・。対処は二つあると考えています。

1)クラウドソーシングなどの仕事で、自分のポートフォリオに追加できる仕事をちゃちゃっとやってしまう。
→ライターが見せるのば「メディアの質」「文章の質」だと思っています。単価が少し安くても、うまくそのあたりのバランスを取れる仕事をしてから申し込むのは手です。

2)ブログに全力投球の記事を書き、そこでアピールする
→ライター実績はなくてもWebにこんな文章、こんな写真で記事をあげることができるんです!とアピールしておけば、前向きに見てくれる編集者さんは前向きに見てくれます。そうでないところは、今回はご縁の無かったものだと思って諦めるか、まず実績を積みましょう。

たぶんですけれど、ライターの募集枠は一人、二人で一杯になると決まった訳ではありません。何人か抱えていればローテーションが効くわけですから、少し多めに採用する可能性もあると思うんです。なので、小さな実績を作る時間的余裕があるかもしれません。

・人に紹介できる状態を作っておくこと

ブログ記事の書きためとポートフォリオの作成は、いつでも出来ることです。
この二つを持っておいて、例えばスマホにリンク情報を残しておく、タブレットに簡単なプレゼンテーション資料を作っておく。

そういう準備をしておけば、ライター募集の案件を見つけたのがTwitterでなくても、リアルな飲み会でも、交流会でも、すぐに相手に見せることができるんですよね。

その準備をしている、していないで、アピール力がまったく変わってきます。準備をしっかりした上で、ライター募集の情報を上手に探す。このコンボでやってみたい仕事を探してみてはいかがでしょうか!

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