電子書籍

Amazonが紙の本の限界を宣言したカンファレンスと、その報道の疑問

本記事には広告のリンクが含まれます。ご了承ください

拝啓@odaijiです。

Amazonが物理本の余命を宣告

という、TechCrunchさんの記事があったので興味深く読みました。

こんな図が出ていて、Kindleによる電子書籍の売り上げすげえ! 物理本(紙の本)はもう終わり!という報道をしているんです。

以下引用。

今はだれもが、相当数の印刷本を家に持っていると思うが、でもこの大まかな傾向を示したグラフを見ると、未来には、印刷本が家にたまるという現象はなくなるのではないか、と思ってしまう。それは、レコードやタイプライターのように、屋根裏の思い出の品物になってしまうのだろう。

以上引用。

TYOTTO、ちょっと待ってよ。

正直、この報道変でしょう?と思わざるを得なかったです。だって、紙の書籍の販売量も伸びているんですもの。
Kindleの売り上げが伸びてるのは分かりますよ。でも紙の本の売り上げも伸びているのであれ、これはつまり、物理でも電子でも、書籍全体が好調だというグラフなんじゃないでしょうか。

黄色い線は紙の本の売り上げ、オレンジの線はKindleの電子書籍の売り上げ。確かに、Kindleの電子書籍の売り上げは紙の本の売り上げを上回ってます。

でもね、紙の本の売り上げも伸びてるじゃないですか。

グラフからなんで「物理的な本の余命を宣告」というタイトルの記事になるのかがよく分からないなあ。
不思議なリードをしないでほしいし、その根拠としてもっと強いものがあるのであれば、その部分をちゃんと示してほしいと思うのであります。

このグラフだけでAmazonが紙の本の終焉を予告したらイミフですし、このグラフだけでTechCrunchが紙の本の終焉を予告したのでしたら理解力に疑問符がつきます。

どちらにしても読者に対して親切な記事ではないなあ〜と思いました。手抜きの報道はよしましょうよ。

-電子書籍