雑感

【観察力を養う 2】 「いつも」を意識する

2012/10/19

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拝啓@odaijiです。

前回の観察力
観察力を養う

※前回アイキャッチを初めていれてみたけど、柄じゃないからやめた。

観察力を養うトレーニングとしては、「いつも」との違いを意識するのがいいと思います。何もない所から観察し発見するのは次のステップではないでしょうか。「いつもと違う」のは、要は間違い探しであり、違いがみえる分観察しやすいのです。ここから観察力・気付く力を付けていけば、何もない所から気付くためのトレーニングになるでしょう。

違和感に敏感になる。

心の中で「何か違うな?」と思ったとき、あやふやでもいいから、とにかくその感覚を記録しておきましょう。可能で有れば後日調べるなり確認するなりできるように。
記録するのは自分の好きなツールを使えばいいんです。紙のメモでも、Evernoteでも、スマホや携帯電話の録音機能でも。とにかく後で見返せるようにしておけばいいです。
「何か違うな?」の数だけ、注視する可能性が増える→つまり、観察力向上が期待できるわけです。

いろいろなものの「ルーチン」を知る。

ルーチンから外れたときは何かあると比較的簡単に思えます。ルーチンが安定して回っている中でも、そこにもし何か違和感を感じられたら、もちろんそれは膨らませてみましょう。
ここではルーチンから外れたことに関してのみ書きます。

メジャーリーガーのイチローが打席に入る前の準備動作は一緒だといいます。それがもしことなったら、スタイルが変わったのか?体が悪いのか?など気付くことができます。それは彼の「ルーチン」をテレビで見るなどして知っているからですね。

自分の中に、会社や学校など所属している組織の中に、所属しているコミュニティの中にあるルーチンを意識してみましょう。ルーチンが解れば、そこから変化が有ったときに気付くことができます。

「いつもはこうなんだけど」を重視する。

いつも、を重視するというのは、いつもと違うことに対する気付きを得るため。
いつもやっていること自体が良いことか、悪いことか、ここではどうでもいいです。

会社内のルール。仲のいい人の対応。いつも行くお店のスタッフの応対。自分の中にある「いつも」を意識してみましょう。変化が有ったときに気付くことが多くなります。

自分の「いつも」もできるだけ把握してみると良いです。いつもやっていること・出来ていることを、やらなくなった、出来なくなった時が気づきのチャンス。
また、いつもやらなかったことを自然にやるようになったときは、もちろん無意識のうちに気付きがあったからなんですよね。それが気付きだということを意識してみましょう。
自分を観察する種になります。

仮説を立てる。

上に書いた、ルーチンから外れたり、違和感を感じたものごとに対して、どんなつまらないものことでもいいから、自分なりに仮説を立ててみます。検証する余裕があるといいですね。仮説を立てる練習は、ものごとを見つめる訓練になります。一歩踏み込んだ思考のためのトレーニングにもなります。

これらを意識していくことで、日常の中の観察力を磨くことが出来るようになるでしょう。改善のため、意識改革のための種をこれで作ることができます。自分のDNAを埋め込んだ種です。

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