セキュリティ 個人情報とか

SNSの安全な歩き方 ~セキュリティとプライバシーの課題と対策~ を読む。

2012/11/23

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拝啓@odaijiです。

NPO日本ネットワークセキュリティ協会

NPO日本ネットワークセキュリティ協会さんが、安全なSNSの利用について指針となるドキュメントを発表しました。
電話帳情報の漏洩やSNSを利用した巧みな誘導、URLリンクによる迷惑なサイトへの誘導など、SNSはその便利さの反面、
利用者の注意不足や悪意のある利用者によって危険な面もはらんでおります。

こういった資料を一読しておくだけで、あなたのSNS利用が安全になり、より楽しむことができるようになるでしょう。


本当は上記ページにあるPDFを良く読まれた方が良いと思いますが、わたしが特に気をつけておきたいと思うことを挙げておきます。

不用意な「公開」設定に後悔しないように

特にFacebookにありがちなのですが、自分が投稿した内容や写真、住所や電話番号のような基本データが誰に見られているのかを意識する必要があります。

▼Facebookのプライバシー設定
プライバシー設定

このあたりで、誰に情報を公開してよいのか、よく注意しておくと良いでしょう。

偽アカウントからの友達申請

見ず知らずの人から友達申請が来るケースがあります。友達にしか見せないような情報が存在する場合、むやみやたらに「承認」するのはよしましょう。個人情報を垂れ流すことになります。

良く有るのは、その人の交友関係がすべて男性で、プロフィール写真にプロ並みの技術で撮影された可愛い女子からの申請です。全部が全部とはもうしませんが、出会い系サイトだったりする可能性はとても高いと思います。

逆に、自分が申請する場合には、事前にメッセージを送るなどしてその方とのつながりをアピールしておくと良いかもしれませんね。

アプリケーション連携

Facebookにしろ、Twitterにしろ、アプリケーション連携という機能が有ります。他のアプリケーションがFacebookやTwitterの機能を利用して、代理で通知したり連絡したりする、というもの。
インターネットなどで評判を良く確認し、必要があるもののみ連携を許可するようにするといいでしょう。

長く使っていると、使っていないアプリケーション連携が残っていたりするケースもあります。
定期的に棚卸しをして、使っていないアプリケーション連携は削除しておくと良いでしょう。

不適切な発言・行為

著名人の来店情報を、お店の従業員がツイートしてしまったが故の炎上事故は、インターネットでニュースをチェックする方なら聞いたことがあるかもしれません。

このような不適切な発言や行為を行わないように、気をつけておきたいものです。

その他、法令や公序良俗に反する行為を発言する、不用意に他者・他社の批判をするなど、多くの方に迷惑をかけるケースは様々です。

居場所を明かしたくない同行者を一緒に「チェックイン」させてしまうのも、避けたい行為ですね。

SNSサイトのヘルプを良く読む

▼Facebookのヘルプセンター
Facebookヘルプセンター

▼Twitterのプライバシーポリシー
Twitter / Twitterプライバシーポリシー

これらのページには、安全にSNSを利用するための有益な情報が記載されております。
時間のあるときに、ゆっくり読んでおくと良いでしょう。


SNSは、自分の情報は自分で守らなければならない部分があります。また、友達といえども他人の情報を安易に提供してはいけない、という部分もあります。

これらの情報を頼りに、さらに安全にSNSを利用していくと宜しいのではないでしょうか。

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