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脱走に失敗して土牢に入れられてしまった官兵衛さん。
そして黒田家の重臣たちが有岡城に侵入して官兵衛さん救出の手立てを考えます。

官兵衛さんは囚人食をすすって耐え忍んでおります・・・

←第20話のレビューはこちら。

難航する有岡攻め

姫路城では官兵衛パパが、織田軍による有岡攻めの報告を受けます。
有岡攻めを式するのは戦目付をしていた仙千代さん。でもなんか効率悪そう。

四方から銃声が聞こえた官兵衛さん。
有岡を落とすには一か所から攻めるべきだと牢屋内から官兵衛さん呟いております。さすが軍師でいらっしゃる。

仙千代軍、手薄な門を見つけたので入り込んでみたら、それは村重さんの罠だったりして・・・。仙千代さんは銃で撃たれて討死です。播磨攻めの時から続いていた仙千代vs村重は、ここに決着を見たって感じですねえ。

この戦上手っぷり・・・。こんなに知恵が立つのは・・・官兵衛?と信長さんが疑いを持ちます。
荒木ではこんな上手に戦えないだろう、という根拠なんですな。いやそれ、村重さんに失礼でしょ。

官兵衛に違いない!と確信してしまった信長さん、官兵衛さんの息子で人質に取っていた松寿丸の首を刎ねよ!と命じます。
官兵衛に限って裏切ることはありません!と諌める秀吉さんを足蹴にする信長さん。
そこに竹中半兵衛さんが「かしこまりました。私が松寿丸の首を刎ねます」といってその場を収めます。

苦境ながら自信の村重

有岡城では村重さんがご機嫌。信長軍をやっつけていることに気を良くしています。
よろこべ、だし!
と奥さんにも明るく語り掛けますが、あんまり気のうかない表情なのが当のだしさんです。

その浮かないだしさんの表情に気づく村重さん、
陰で官兵衛に会っていないだろうな
こたびの挙兵に異を唱えておったな、だが信長など恐れるに足らぬ!

笑い飛ばします。

官兵衛は・・・松寿丸は・・・

有岡に潜入している黒田家の家臣たちは次の手立てを考えてます。
そこに、土牢で官兵衛さんが囚われていることを知ります。いつも冷静な井上九郎衛門さんが「動くなら今じゃ!」と熱く動き始めました。

松寿丸、首を刎ねられたことに

竹中半兵衛さん、秀吉さんの居城・長浜城で、秀吉さんの奥さん・おねさんに謁見。
そう、松寿丸の首を刎ねる件。

何も知らずに稽古している松寿丸さん。当時はそうやって知らずにいさせてあげることができていたんですかねえ・・・

松寿丸成敗の報

冬の土牢は寒そうです。そこにやってきた村重さん、松寿丸を信長が殺した、と伝えに来ました。
息子の仇を討て!と誘ってきました。落ち込んで官兵衛さんはそれどころじゃござんせん。

その報は姫路にも・・・。秀吉さんみずからが姫路城を訪れ、「上さまの下知により成敗となった」と報告です。
官兵衛さんが荒木村重さんに寝返ったと決めつけられた、それゆえにござる、ということでしたね。

頭を下げて謝る秀吉さんに「お手をお上げください」と気丈にふるまっているのは光さんです。これも武家に生まれた者の定めである、と。
波を流しつつ。

「されど、殿(官兵衛)が裏切るはずはありませぬ!」

と言った瞬間、光さんに糸がぷつーんと切れてしまいましたね。下がらせます。

官兵衛パパは「松寿の最期は恥ずかしくないものだったかお教えください」と秀吉さんに聞きますが、秀吉さんは「半兵衛に任せたのでワシは良く知らない・・・」。何も悪くない孫の死にざますらわからないのか・・・。官兵衛パパさんも大きな悲しみを背負います。

秀吉さんもさすがに。

「ここから先はワシの独り言だが、さすがに(信長の)殿のやり方は間違っていると思う。ワシは官兵衛が裏切っているとは思わん。」

官兵衛パパも独り言で返答します。

「それがしは後継ぎを二人とも失ってしまいました」
もはや生きる望みを失いかけている官兵衛パパ。

辛い思いをさせているのは重々承知の上で、と秀吉さんは強い決意で語ります。

「あえて言わせていただく。織田家と共に歩むこと、それこそが黒田の生き残る道!」

この場面でのこの言葉、官兵衛パパには酷すぎます・・・。

有岡潜入の家臣団にも

松寿成敗の報は有岡に潜む家臣にも届きます。仇を討つ!と荒ぶる太兵衛さんですが、栗山さんに
「誰を討つのだ、小寺か、荒木か、織田か!」
と諌められます。暴発だけはいかんと、口惜しさをこらえてじっと我慢の子ですね。

太兵衛は荒ぶる性格ですが、栗山さんだって辛いんだよ。そうなんだよ。

望みを失って牢内で力ない官兵衛さんですが、そこの訪れたのはだしさん。
どうしても官兵衛さんに謝らなければ気が済まなかったみたい。

それを聞いて官兵衛さんも松寿の名前を出して絶叫します・・・。

有岡攻めが膠着するうちに天正7年の正月を迎えました。
正月の能を見る信長さん、奥さんの濃姫、信長さんのお母さん。おかあさんは松寿丸を成敗したことを信長さんに対して責め、席を立ってしまいます。信長さんは、お母さんが溺愛していた実の弟を過去に殺している経緯があり、一緒にすんでいるものの嫌われているんですよねえ。

牢屋内の官兵衛さん。
松寿丸の姿、声を思い出しては悲嘆にくれます。

村重さんのところに毛利から書状が来ました。
本来は1月中旬に援軍が来るはずだったのですが、支度が間に合わず、宇喜多直家の動向が定まらないので日延べにしたいとのことでした。
家中に同様が走ります。村重さんは「このことは他言無用」と。

村重さん城内移動のワンシーン。仕官を求める素浪人風の男が九郎衛門さん。どうやら潜入に成功した模様です。

松寿丸っ!

さて、竹中半兵衛さんの実家・美濃の菩提山に秀吉さんの奥さん・おねさんがやってきます。半兵衛さん、こちらで静養しているようなんですね。
そのおねさんを「おかかさま!」と迎えたのは、なんと! 松寿丸!!

半兵衛さん、秀吉さんにも内緒で松寿丸を匿ったんですねえ。
「それがしはもう長くありませんから・・・。このことはそれがしとお方様、二人だけの内密でございます」と命を賭しての匿いなんですね。

半兵衛さんの元で、三略をそらんじることもできるようになったと。竹中半兵衛に軍略を教わるなんて贅沢すぎるぜ松寿丸。

お父さんはきっと助けるから、これまで以上に精進してじっと待つnですよ。待てますね、とおねさん。

秘されたメッセージ

そのおねさん、官兵衛パパに贈り物をします。
それは扇子で、元気な松の木の絵が入ったものでした。

気落ちして元気のない光さんに官兵衛パパは文と扇子を見せます。

この扇を織田と黒田の絆の証にしてほしいと。

扇子を見た光さんは「松寿を成敗しておきながら、いまさらこの扇子を何故・・・」とさらに悲しむ光さんですが、

「よくみよ、この青々として力強い松の姿を。松寿は、生きておる」
と解釈を伝えます。

表だって「生きてる」といえないおね様が、なんとかそれを伝えたいと。
ワシはそう信じる、という官兵衛パパに、光さんも松寿丸の希望を持ちなおします。
さすが、知恵も人情も溢れる官兵衛パパですよ。

官兵衛、生きる

牢の中の官兵衛さんは、松寿丸が生きてるかも、なんてことを知る由もありません。気がくるってしまう直前まで追い込まれています。
お母さんの幻影を見ていましたが、それは手当をするだしさんでした。
だしさんの膝枕でうつろな目をしながらも、牢屋の採光窓から見える藤のはなのつぼみをみて、

生きる気力を取り戻す官兵衛さん

ちょっとこの気力を取り戻すところの描写、根拠が薄い気がします。
だしさん、お母さんの幻影が「生きるのです」と言っていたことはわかるけれども、この前後で生に対する執着ががらっと変わった気がするんですよね。ちょっと筋が通りにくいなあと。

ある日、牢内に挿しこむ光で目をさました官兵衛さん。
そこには藤の花が美しく咲いていました。藤の花に希望を重ねる官兵衛さんのシーンで、この週も終了です。

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