プロレス/格闘技

最大のプロレス団体「WWE」で活躍中ASUKA選手のパフォーマンスが素晴らしい

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@odaiji さん曰く、。

日本では「華名」というリングネームであった、世界最高のプロレス団体「WWE」のASUKA選手が先日、WWEの興行ブランド「NXT」の興行においてロンドンで行われた大会の映像が放送されたので観戦しました。

今年の10月からWWEに参戦したASUKA選手は既にメジャーリーガーの風格を背負ってますね。パフォーマンスが素晴らしいし、ファンとのコミュニケーションがしっかり取れた上で自己主張をおこなえているように感じられます。いや、最初からこれだけWWEの環境に適応している日本人、すごいですよ。

ロンドンっ子も大熱狂


▲このインタビューは必見。どういう狙いをもって何をしていたか、とても参考になります。Kindle版もあるよ。

WWE NXT TAKEOVER -LONDON-と題された大会。WWEはそれまでRAWとSMACKDOWNという2大興業で回していましたが近年はNXTという第三のブランドが日に日に存在感を増しています。そのNXTの特別大会が初めてロンドンで開催する運びとなりました。

今回ASUKA選手はEMMA(エマ)選手と第一試合で対戦。アメリカンプロレスの第一試合って日本の格闘技などの興行と違って、決して「前座」「これから期待の若手による練習みたいな試合」ではないんですよね。ちゃんと力量のある人がお客様を温めたり、大会の方向性を示したりする重要な位置づけの試合であることが多いんです。

そんな第一試合の最初にASUKA選手は入場。オープニングで団体を切り盛りするHHH(トリプルH)のマイクがあってファンの温度も上昇中でしたが、ASUKA選手の入場でファンがヒートし始めました。

ASUKA選手の扱いの良さは入場シーンにも表れています。歌舞伎調にペイントされたオカメのお面に振袖風のガウンを着て入場したASUKA選手はコーナーに上って見得を切り、マスクを外します。そして対戦相手のEMMA選手を待受けます。

ここでEMMA選手の入場シーンになりますが、入場シーンの途中でEMMAとパートナーのDANA(デイナ)が如何にASUKA選手と因縁があるかという過去映像に切り替わります。ASUKA選手はリング入場まですべてノーカットでしたが、EMMA選手は途中で過去映像に切り替わる。これを一つとってもテレビで何を重要視しているかが分かるじゃないですか。

リング前から「ASUKAにやられるぞ!」とロンドンっ子は大盛り上がりです。

試合展開はハードヒットなプロレスリング

体格的にはEMMA選手に劣るASUKA選手ですが、リングをぐるぐる回る際にも両手を広げ自分を最大限に大きく見せています。そしてもはやWWEではお馴染みの表情となる舌なめずりの表情も見えます。

出だしはクラシカルなファンも好みそうな腕の取り合い。

▼と思いきやロープワークの直後にEMMA選手の腕を一瞬で捉えて脇固め。

いや、この脇固め、下手な男子のプレーより速かったかも知れませんよ。本当に一級品。

場外に逃げた相手に対してリング上からヒップアタックをかましたASUKA選手はカメラを見つけて見得を切ります。カメラの意識も常に持っていて、アメリカンプロレスへの適応の高さを感じます。

EMMA選手もその長い手足を活かしてストレッチ技やサッカーボールキック(尻もちをついた相手の背中を、サッカーのシュートのように蹴るキック)などでASUKA選手を責め立てますが、受けるASUKA選手は常に握りこぶしを天に突き上げ、赤く染めた髪の毛を振り乱し、技を受けているけれども負けていないことを強くアピール。

そういう選手の感情を伝えるちょっとした素振りがとても分かりやすくファンに伝わっている気がします。

試合中盤はEMMA選手の責める時間帯が続きますが、コーナーに振られたASUKA選手はロープの二段目に飛び乗って振り向き、高い位置からのミサイルキック(高い地点から発射するドロップキック)。そこからドロップキック、ソバット、ローキック(立っている相手の太ももを蹴る)と続けてサッカーボールキックのお返しです。

このサッカーボールキックが入り方、角度、音、フォロースルー、どれをとってもASUKA選手がEMMA選手より素晴らしい。短時間に魅せた4つの蹴り技を見ても、ASUKA選手のポテンシャルの高さが伝わってきます。

その後も裏拳、ロシアンフックから、尻もちをついた相手に低空飛行のヒップアタックも見せ、相手のロープを使った反則技(ディル・エマ)やコーナーポストへのダブルアームスープレックス、ボディーアタックを受けますが、雄たけびとともに3カウントを回避。

イギリスのファンが熱狂する試合展開を見せます。

攻勢のEMMA選手が必殺技のエマ・ロック(釜固め。うつぶせに寝ている相手の脚を自分の脚でひっかけ、そのままブリッジするように倒れ、相手の首を両手でひっかけて相手を反らせ痛めつける)を仕掛けようとしますが、巧みに足首固めで切り返します。

そして粘る相手を投げっぱなしジャーマンスープレックスで放り投げたあとに膝を一発。必殺技の一つ、アスカ・ロック(胴締めチキンウィングフェースロック)を狙います。

アメリカンプロレス的な展開も乗り切る

双方の体がレフェリーに当たってレフェリーが一瞬起き上がれなくなり、その間に凶器を持ち込むEMMA選手。ASUKA選手が凶器を奪い取ったところでレフェリーが蘇生し、ASUKA選手が凶器を使ってるのではないか?と疑われます。

ここでも大きく否定して見せるASUKA選手の表情も素晴らしく、否定するASUKA選手の背後から近づいて来たEMMA選手の固め技を返した直後に、ついにアスカ・ロックを決めるとロンドンのファンは最高潮。

悪い奴がずるいことをやってくるけれど、いいものが最後に必殺技を見せるという理想的な善対悪のプロレス展開です。

アスカロックは、EMMA選手と一緒に入場してきてリング下にずっといたDANAがレフェリーにチャチャを入れます。ギブアップしたEMMA選手にレフェリーが気づかないという、再びアメリカンプロレスでよくあるパターンに持ち込まれます。たいてい、これにレフェリーが気を取られている間に、悪い奴が効果的な反則攻撃をしてちゃっかり勝ってしまう、というやつですよね。

で、やっぱり、DANAが退場になったところでASUKA選手に出来る一瞬の隙。

ここで背後からEMMA選手が背後から再び凶器を手にASUKA選手を襲いますが、ASUKA選手にはもう一つの必殺技、スピンキック(後ろ回し蹴り)がありました。

大きく振り回されたASUKA選手の右足甲の外側が、EMMA選手の右側頭部にクリーンヒット。最後はファンもそろっての3カウントで、試合はハッピーエンドに終わりました。

適応力の高さを感じる

かつて日本でピッチャーとして活躍し、大リーグでは名セットアッパーとして名をはせた長谷川滋利投手は、努力とインテリジェンスと適応力を武器に大リーグで自己最高の成績を残しました。より高いレベルのリーグで、それまでより高いパフォーマンスを見せました。

今回のASUKA選手にもそのような空気を感じました。日本でももちろん活躍していたし、リングネームが「華名」だった日本時代にあった「華名のマニュフェスト」や高橋奈苗(現・高橋奈七永)選手との確執、SMASH、WNC、カナプロマニアなどさまざまなストーリーを追ってきましたが、ここまで外向きに発散してきたのはWWEに入団して初めてみたような気がします。

アメリカ進出を目標としてSNSの活用や英語の勉強なども続けてきたASUKA選手、加わるべくして加わった世界最高の団体でひときわ大きく輝いている気がします。

そして、最近のWWEの女子部門は、数年前の「女の子がキャッキャウフフで戦っている」雰囲気から、かなり本格的な戦うプロレスに方向転換しています。そこにASUKA選手が日本で培ってきたハードヒットなプロレスとルックス、パフォーマンスがマッチしたのでしょう。揃うべくピースがそろって、ASUKA選手はWWEで順風満帆なスタートを切れたのだと思います。

このまま頑張って、日本人が取るのは大変に難しいベルトをぜひ腰に巻いていただきたいものです。

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