たまごかけごはん トリシティ

トリシティ155に乗って栃木・佐野へショートグルメツーリングに行ってきた #トリシティ #トリシティ155 #TRICITY

2018/10/21

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ヤマハ発動機さまから前が2輪のスクーター・トリシティ155をお借りしています。このバイクは高速道路に乗れる排気量ですので、せっかくですから高速道路にのって何か食べに行きたいと思っていました。で、サクッと行ける範囲で訪れたのが栃木県の佐野でした。自宅からおよそ片道100キロ、うち7割~8割くらいで高速道路で移動する佐野市はトリシティ155で高速道路を試すちょうどいい距離の場所にありました。食べたものと一緒に、高速道路でのトリシティの感想をお伝えします。

休憩を入れつつ佐野へ

都内から首都高速で川口ICへ、そこを経由して佐野SAのスマートIC(ETCだけ出られるインターチェンジ)から下道に降りて佐野へ向かいました。

高速道路でツーリングする多くのライダーは、排気量も車体も大きなバイクで巡行するものなんですよね。僕もこれまで購入して乗ってきたバイク(全部スクーターですけれど)は250CCと400CCクラスでしたので、トリシティの155CCはかなり小さめ。

サービスエリアでも、前2輪というルックスとバイクの小ささは目立っていました。目立つのはいいですなあ。

リュックが抵抗になる

当初は無印良品のリュックを背負って走っていたのですが、時速80キロを超えたあたりでどうにも背中に抵抗を感じました。休憩で立ち寄った蓮田サービスエリアで、リュックをシート下にしまって走り直し。すると背中に巻き込まれていたような風の抵抗がなくなり、ずいぶん走りやすくなったような気がします。

高速道路で100キロ以上のツーリングをするのであれば、荷物を背負うのは最後の選択にしたほうがよさそう。泊まりのツーリングなどをする際、荷物運搬用にリアキャリアはあったほうがいいですね。

胸に風圧を受ける

これはリュックの抵抗にも絡むことかもしれませんが、お借りしている車体のフロントスクリーンがショートスクリーンであることが、ライダーの身体に風を受ける理由になっているかもしれません。これも時速80キロ程度だと感じないのですが、90キロ・100キロの領域だと胸に風圧を受ける感じがします。

トリシティはシートの形状から、普通の椅子に座るような姿勢でバイクを運転します。上半身が高いんですよね。車体を横から見ると、ショートスクリーンでも前方からの風を上に逃がすように思いますが、ロングスクリーンにすることでさらに楽になることでしょう。

80キロは楽勝、100キロも限界ではない

巡行している間、時速80キロは割と余裕ある感じで走れていました。3車線の一番左を走る分には何も心配しないで鼻歌歌いながら入ってればOKですね。

90キロくらいになるとエンジン音が高くなり、頑張って走っている感が少し出てきます。まあ不安になることもないですし、前2輪の安定感は高速道路でも発揮されているのが伝わりますね。

100キロはエンジンの頑張り感がだいぶ出ているような気がしました。アクセルもフルに回しているわけではなくてもちろん限界ではないですし、走って壊れるわけはありません。他のバイクで100キロ出して走っているときよりも全体の安定感は高いですね。安定感の高さはドライバーの疲労軽減とリラックスした状況把握に好影響を与えてくれるので、視野も広くなるような気がします。

追い越し車線をぶん回したい、速度違反前提な人でもない限り、気持ちよく高速道路を走れるバイクだなあと感じました。

行きたい店「たまごや食堂やませ」に行き損ねる

さて、佐野に行きたかった目的はこのお店だったんです。たまごや食堂やませさん。です。

www.mirun.sctv.jp/~yamase/
卵かけ放題のたまごかけ定食、650円。佐野ICを降りて15分、さあ行くぜ!



がーん

こういうのってグルメサイトとかでもわからないこと多いんですよねー。佐野の地域ブロガーさん、頑張ってくださいとしか言えない。

佐野ICを降りて15分で目的がなくなりました。特に代替案を持ってこなかったので、とりあえず近くの道の駅で立て直します。

「道の駅どまんなかたぬま」でうまいもんに出会う

やませさんから近かったこちらにいってきました。

結構でかい。駐車場のわきにバイクの駐輪スペースがあったので安心です。

ここでは二つ面白いものに出会いましたよ。

さの唐揚げ

今、佐野では黒唐揚げが推しメシらしいんですよね。販売していたきれいなお姉さん曰く、ソースを使った唐揚げなんだそうな。確かに佐野は焼きそばの町。ソースが充実しているのでしょう。購入してみましたよ。

おおお。ちょっと黒光りしている唐揚げじゃないですか。
食べてみると、カリッとサクッとしているのはもちろん、衣からソースの香りが口内を駆け巡るんですよね。

まず衣の歯ざわりといい感じの油がやってきて、時間差攻撃でやってくるんですよ、ソース。

なんだかんだ、油で焼いたりしたものとソースって愛称いいじゃないですか。お好み焼きにせよ、焼きそばにせよ。
ましてや佐野は焼きそばの聖地でもあるわけですから。

程よいソースの香りは、肉のうまみを奪ったりしないんですね。多分唐揚げにソースをかけてしまうとソースが強くなりすぎると思うんですが(試してみよう)、衣にうまく混ざりこんでいるさの唐揚げはなかなか美味い一品でした!

謎のオンリーワン麺類「やきポリタン」


軽のバンで移動販売をしていたのがこちらの「ヤキポリタン」。

どうやら焼きそばの麺でナポリタンを作ったものらしく、ここで販売しているおじさんが商標登録までしているそうで。

焼きそばの麺(焼いてある)がスパゲッティのナポリタンのようにケチャップ・ソースベースで味付けされており、そこに焼いたピーマンや目玉焼きが乗っているというもの。

一言でいえばゴワゴワしたナポリタン、って感じなのですが、焼きそばの新しい可能性を感じられる一品でした。

レモンの乳飲料で〆

道の駅の〆はレモンの乳飲料。

こういう各エリアのオリジナル乳飲料、好き。

これはレモン味のソフトキャンディーのような味をしていました。

佐野ラーメン「万里」でラーメンを食べて帰る

そもそもが高速道路の往復を試せればよかったということもあり、あとは佐野ラーメンを食べて帰るか!ということに。

ざっと調べて寄ったのは老舗らしい「万里」さん。道の駅から15分くらいバイクで移動しましたよ。

佐野は実は餃子も名物らしいのですが、残念ながら満腹気味だった今回はパス。シンプルなラーメンだけいただきました。

むほっ。見た目からすっきりしているのがわかる。

さすが手打ちラーメンですなあ。縮れた麺は幅が自然な感じ。ゆでの感じは柔らか目なのかな。もちもちして柔い。うまい。ピロピロっとしてますね。

山吹色に輝くスープは鶏ガラ中心なのかな?あっさりしている中に主張が感じられるスープでしたよ。
少ししょっぱ目だったかなあ。麺の甘味と一緒に味わうのはいい感じでした。

帰りは土砂降りに遭う

そんなに降水確率は高くなかったはずなんだけれど、

東北自動車道の上り、蓮田SAでの最後の休憩(ここから先にはSA・PAなし)から走り出した直後からゲリラ豪雨に遭遇…。雨降るとおもってなくて雨具を省略するという失態もあり、下半身はわりとびしゃびしゃになってしまいました。

ただ、路面状況がうんと悪くてもトリシティの安定感は抜群で、雨による鬱陶しさはあったものの運転が不安になることはなかったんですね。ほかのビッグスクーターに乗っていた時に雨に降られると運転が疲れるのですが、その疲労はとても小さかったような気がします。

コンディションが急に悪化したからこそ、トリシティの安定的な走行性能を十分に体感できたように思います。本来大きくてゆったりしている400CCのバイクのほうが安心・安定しそうなものですけれど、優秀な前2輪制御は、道路を線ではなく面で捉えてくれているような安心感がありました。

往復して6時間程度の簡単なツーリングでしたが、高速道路での安心感がわかるものになりました。

今度はもう少しロングツーリングを計画してみたいかなあ。

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