下北沢で1,2を争うほどのめっちゃ美味しいラーメンです。
2018年、下北沢一番街にオープンしたラーメン店「純手打ち 麺と未来」は麺に特徴がある塩ラーメンのお店、ということで行ってきたのですが、想定を上回る美味しさでした。これはまた行きたくなる。営業時間が限られているけれど、行ける人はマジで行くべきです。
「純手打ち 麺と未来」は強気の一点メニュー
以前は結構いい日本酒店だったような記憶があります。カウンターのみのお店になったんですね。
ラーメンのメニューは、基本の塩らーめん(780円)だけです。特製塩らーめん(980円)には、海老わんたん・味玉・肉増しのトッピングがつきます。大盛りは150円。お茶漬けがあるのが面白いですねえ。
せっかくなんで特製塩らーめんをお願いしました。隣の人が美味しそうに食べていた炙り肉飯(350円)もついでに。
まるでうどん!特徴的な麺とさっぱり塩スープがバツグンな「純手打ち 麺と未来」
到着しました。塩スープが透明で、表面に良い感じで脂が浮き、テラテラとしています。グッドルッキングらーめんですね。塩のさっぱりさと、スープに浮いた脂とチャーシューの脂のコンビネーションは美味しいに決まっています。水と油は相性が悪いですが、塩と脂は最高ですもん。
さて、麺を食べてみましょうか、と。
麺をリフトしてみてビックリ!
二郎を超えた太さですね。
自家製麺らしいのですが、これは食べでのある麺ですよ。口に含むともちもちもちもちとした食感。塩のスープがほどよく麺に乗り、抵抗なく喉を越していきます。塩スープは煮干しの香りが出ています。
でもね、噛めば噛むほど麺が甘くなって、そこにレンゲでスープを口にすると、噛んだ麺の甘みと煮干しスープのコンビネーションもまた良しなんです。うまい。
ご店主曰くおでんが好きらしくて
「ちくわぶ、すいとんのイメージですね」
と麺の立ち位置を教えてくれました。ちくわぶって確か関東ローカルなおでん種ですよね。僕は子どものころから大好きなおでん種で、これであの塩煮干しスープと絡められるのは幸せです。
塩煮干しスープはさっぱり
スープを飲んでみます。麺を食べたときに煮干しベースだということは分かりましたけれどね。
黄金色の、ぽよぽよと脂の浮くスープは、煮干しの風味の中にさっぱりした何かが感じられました。うん、きっとこれは柑橘がすこーしだけ入っていますね。
煮干しのコクとうまみにほどよい塩分。そして柑橘系の爽やかさが加わって、このスープはいくらでも飲めます。
僕にしては珍しく、スープを飲み干してしまいました。
具材もうまい
ほかの具材もベリーグッド。
チャーシューはパサッとでもモチっとでもない、ちょいサクな歯触りです。脂はもちろんしっかり甘み。肉の美味しさも堪能できます。
海老ワンタンは良いアクセントでした。きっと煮干しだし+塩という海のスープだから、海老もあうんですね。
他、煮卵、ネギ、葉っぱが入っていて全体的にバランスの良い作りをしていました。
炙り肉の焦げ目な香りがいい!炙り肉飯
バーナーで炙ってくれた炙り肉飯も美味しいの。そこまで大きな丼じゃないから、僕でもらーめんのお供に食べられるボリューム感の丼です。
普通のチャーシュー丼と違った焦げた香りが、麺を食べたあとでも食欲を持続させます。ペロッとたべられちゃう。
なんどでも行く。次は麺を大盛りにしたい
脂も効いてるのにさっぱりした塩スープ。そしてもちもちと小麦粉を存分に感じられる超極太麺。このコンビネーションは最高ですよ。この味が下北沢にあって良かった。いつでも食べに行けちゃいますからね。
何度でも行きたいお店です。スープとらーめんのコンビネーションをもっと堪能したいので、次回は普通の塩らーめんに大盛りという組合わせで、シンプルにたくさん食べてみたいな。
次に行くのが楽しみで仕方ない。そんな店です。
ランチが11時30分~14時30分、
夜が18時~21時。
営業時間が短いのでうまく時間を作って伺いたいですね。
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この2店も美味しいから、機会があったら行ってみてください!