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5月病かな?と思う若手会社員に送る、パチスロの勝ち方と会社の見切り方の大切な共通点

2014/05/04

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最初に言っておきたいのはパチスロを推奨するわけでもなく、ギャンブルを推奨しているわけでもないということです。そして、会社を見切ることを推奨しているわけでもありません。
さらに言うとパチスロの必勝法をお伝えするわけでもありません。必勝法があるなら僕がブログを書かずに毎日パチスロ打っています。
パチスロというゲームにおいて勝てる人の方法論の一部を紹介し、会社がつらいときに自分の判断に重ね合わせられるヒントをお送りします。

パチスロというゲーム

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パチスロというゲーム、ゲーム機本体にスイッチが付いていて、一般的には1~6の設定を付けられるようになっています。お店のスタッフが営業時間外に設定をし、営業開始後はその日一日、その設定で機器を運用します。

高設定と低設定

機種ごとに様々だけれど、設定1だと96%(投資の9割6分しか戻ってこない確率設定)、
設定3や4で100%前後、設定6で108%~120%くらいの戻り率になるように大当たりや小当たりの確率が調整されています。
お店にはパチスロの台が数十台~数百台あるため、そのトータルでお店が利益を生むように設定を調節します。要は、100%を超える戻り率の台は全体から見て大変少数で、基本的にパチスロを打つ人はその少数の台の奪い合いをしているのです。

96%とか120%とかいう数字は「ここに収束するように」という設定ですから一日(一日で一台のパチスロはせいぜい10000ゲームくらいしかできず、確率が収束するには至りません)で収まるわけではありません。多くの台は設定5、6ならまあ勝てて、設定1、2ならしっかり負けます。
たまに「低設定のバカ当たり」もあるけれど、パチスロの上手な人はそれはあくまで「低設定である」ということで、実力と関係ないラッキーでしか捉えません。

言い換えてみればパチスロのすべての知識は

「期待値の高い台をできるだけ長く・多く打つことで総合的に収入の期待値をできるだけ大きくする」

ためにあると言っても過言ではありません。

設定を推測して、高設定台を掴み続ける

さて、このような前提があるパチスロにおいて勝てる人がもっとも嫌うものの一つに

「高設定の台を打っていたのに、高設定に気づかず捨ててしまう」

があります。そのまま打っていれば勝つ確率が高い台を捨てることは上級者にとってあってはならないことです。

高設定を推測するには台(機種)に応じた知識が必要になります。

・大当たりの確率
・普通打っているときのプラムやチェリーなど子役の確率
・大当たり中の子役の確率
・大当たりが連チャンするタイプであれば連チャンの確率や連チャンするゲーム数
・様々な状態で液晶に出てくる演出

機種によって様々のこれらの情報(まだまだいろいろあります)を時には頭に入れ、時には解析情報と比べながら高設定を推測して、

・できるだけ低設定と推測できる台を早く見切り
・できるだけ高設定と推測できる台を長く打ち続ける
・なんらかの理由で高設定と、はたからわかってしまった別の台は、空き次第速やかに打つ

工夫をします。

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パチスロの120%の戻り率で勝てる台というのは、毎ゲーム100円が120円になるわけではありません。10000円くらい何も出ないけれどもある時12000円分バックがある、というような挙動が大部分です。機種によっては感覚的に50000円使って60000円戻ってくるようなギャンブル性の高い高設定台もあるかもしれません。
パチスロの上級者はそのとき、たとえ50000円突っ込んで当たりが無くても、その台が高設定と推測できるのであれば打つことをやめません。
逆に1000円で10万円分出たとしても、期待値が100%を切ることが確実になったら見切ることも普通です。

台を見切る状況になったとき、現状得られる情報の中からできるだけ設定の高そうな台を探し、そこに移動します。そこでまた台の高低の推測作業を進めていきます。

あなたにとって、あなたの会社は高設定?低設定?

さて、この知識が会社の見切り方にどう関係があるのかというと、あなたが働いているその会社はあなたにとって低設定ですか?高設定ですか?という判別が必要だということです。
会社に関する設定の高低は絶対的なものではなく、あなたにとって、という相対的なものになります。まれに「どこからどうみても低設定(ブラック)」という会社もありましょうが省略します。

会社に就職して働くあなたは、会社と自分の相性、その会社で自分が実現したいことがどれだけできるか、自分がどれだけ成長できるかなどを考えながら、時には我慢し、時には努力しつつも自分にとっての高みを目指していきます。

トータルでの勝ちを目指す

高設定のパチスロが毎ゲーム20%勝てるわけではなく、10000円使って12000円勝てるように進んでいくがごとく、会社の生活も我慢したり努力したり反省したりしながらトータルでの勝ちを目指していきます。一時的に凹むこともあるけれど全体的には右肩上がりのグラフを描くように成長していく、というのが多くの場合の勝ち方です。

その会社が嫌になって辞めたくなったと考えたとき、あなたは本当に自分にとってその会社が低設定だったのかを判断していますか?短期的に凹んでマイナスになっていたことが転職の理由だとして、全体的に右肩上がりの状態であることをすべて否定している状況だと言いきれますか?

言いきれるならできるだけ早く辞めて次の候補に勤めばいいし、まだ判断が付かないのなら、判断がつくまで残るのは重要な選択肢です。
辞めても次にいく候補が無い場合、そもそも勝負することも出来なくなってしまいます。

判別には独自の基準が必要

会社があなたにとって高設定か低設定か、それはパチスロほど簡単に判別することができません。転職をしたいと考えているのであれば、

・その会社が自分にとって低設定であることを見極める上に、高設定である可能性のある別の会社が存在する
・転職しようとしている先が明らかに高設定であることを示唆している

そのどちらかがはっきりするまで残って判別を続けるというのも一つの手なのです。それは仕方なく残るのではなく、積極的な保留です。

今いる自分の環境の設定判別をじっくりと行って、低設定だと言いきることができれば移動先を考えて良いでしょう。判別の仕方がわからなければ、様々な先輩(職場の先輩には限りません。さまざまな人生の先輩が対象になります)に判別要素を聞くといいでしょう。そのなかから自分にカスタマイズした判別要素を作っていくのです。

5月病というのは設定判別に迷っている時期

なんとなく5月病というときは、設定判別に迷っている時期なんです。

設定、低いような気がするなー。でも根拠に乏しいなあ。

こんな状況で決断をしては勝負事で勝つことはなかなか難しいでしょう。人生そこまで運否天賦で行って良いかというと、多分そうではないです。入ってどのくらいという期間で捕えるのではなく、自分にとってその会社・職場が「勝てる」ところなのかを自分で決めなければいけませんよね。
勝てると踏んだらかじりついてでも頑張る。勝てないと踏んだら被害をどれだけ小さくして次のチャンスに出会えるかを考える。

こういう勝負の呼吸は、勝負事を経験していると感じることができるかもしれませんね(決してギャンブルを推奨しているわけではありません)。

何でも、いろいろ応用が効く

たかがパチスロですが、パチスロに限らず勝負事はそこで勝つための本質を突き詰めていくと、様々なほかの選択事に応用できるようになります。とかく勝負事は情報収集と決断の繰り返しだからです。
たまたま今回はパチスロの設定になぞらえてみましたが、あなたが得意とするほかの分野の知識を応用して、自分にとって大切な職場かどうかを判別してみると良いのではないかと思います。

良い判別ができますように。

※ギャンブルは基本的に胴元が儲かるように仕組みができています。プレイヤーは全体で見ると必ず負けています。
個人の趣味で収まる範囲で済ませないとほとんどの人はお金を失いますし、勝てるように頑張るとほとんどの人は時間を失います。
要はのめり込んで得することはまずないので節度を持ってくださいね。

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