麻雀

久しぶりに対人で麻雀を打った。ネットを介さず対人で何かすることはとても楽しい

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半分取引先のような、半分遊び相手のような、そんな方にお誘いいただき、先日麻雀を打ちました。ギャンブルじゃなくて、競技麻雀というかファミリーマージャンというか、麻雀というゲームを楽しむそれです。

麻雀を覚えたのがファミコンで、そこからもっぱらテレビゲームで麻雀に慣れ親しみ、あとはテレビの麻雀番組でプロの打ち方を見るような麻雀好きだった僕は、牌の扱いやサイコロ、山の切り方、点棒の支払い方など自分の経験としてほとんどやったことがありませんし、符計算も分かりません。しかしそれを前提に遊んで・教えていただきまして、いやもうこれが楽しいの何の。普段使わない脳みその部分をしっかり使った感じがして心地よい疲れを感じながら、人を前にして勝負することを楽しみました。

競技色の強い麻雀スペース

対局を楽しんだのは渋谷の禁煙麻雀スペース「オクタゴン」でした。

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昭和のころを知っていたり、麻雀の映画などを見たことのある人は、麻雀をする場所といえば、お酒を飲んだり、タバコを吸ったりしながらちょっと怖い人がいるかもしれない、みたいな雀荘をイメージしませんか?しかしこちらのオクタゴンは、

  • 発声は他の方に聞こえるようハッキリとお願いします。
  • 他のお客様が不快に感じる行為はお控え下さい。
  • お客様同士でのマナー等の注意はご遠慮していただいて必ずスタッフにお申し付けください。雰囲気のいいお店作りにご協力お願いいたします
  • 対局中の携帯電話・スマートフォンのご利用はお控えください。
  • ルール・マナーのページより一部引用)

    と非常にマナーを重視したスペースでしたし、喫煙もベランダのみしか許されません。競技麻雀を楽しめる場なのではないかと感じました。実際、大声で馬鹿騒ぎする客もおらず、真剣に麻雀に取り組んでいる人々で溢れているスペースでした。僕らもノーレート。1局遊ぶのに一人300円(4人で遊ぶからお店としては1200円の場代)だけ支払うという明朗会計で、3時間ほど打って楽しんで、一人900円で済む激安振り。これ、とても健全で頭脳をフル活用させる素晴らしい場ですよ。

    リアルに麻雀を打つ楽しさ

    僕は普段は将棋を指すのが好きで、普段はネット将棋を楽しみつつ、ときどき将棋道場や将棋バーに行って人と将棋を指すこともあります。

    「よろしくお願いします」
    「ありがとうございました」

    といった挨拶を始め、実際に駒を握り、コミュニケーションを図りながら将棋を指すことはネットでは無い楽しさが沢山あります。相手の表情を見ること、手つきなどから相手の自信を推し量ることなども、ネットでは得られない楽しさです。

    同様の楽しさが、麻雀にもあります。普段ネットで打つ麻雀とは違って

    ・「よろしくお願いします」「有難うございました」といった挨拶・会話が存在する
    ・相手の目線や仕草から手の状況を推し量ろうと努力する(見抜けるわけではない)
    ・実際に牌を握ることによって、いろいろなところに気を配りながら楽しめる

    といった要素があり、ネットマージャンには無いリアルの良さを感じます。

    ・え、あの表情は自信ある表情じゃないの?
    ・え、あんな強打していたのに、結局ノーテンなの?
    ・え、あんな淡々と打っているのに大きな手で上がった!

    こういう相手の仕草や手作りの結果が、本当に面白い。

    そして、リアルの麻雀は難しい

    ネットマージャンと違いを感じることは、やっぱりネット麻雀は親切になっているということですね。

    得点の自動計算をしてくれるのはもちろんですが、配牌を自分でツモ山から取ってきたり(今時は自動的に配牌・ドラ一枚めくりまでやってくれる全自動卓もあるらしいです)、ドラは色が付いていたり、点棒のやり取りも自動で行ってくれたり(点棒を崩す、みたいなこともない)。本当に親切です。だからこそ、本来人間がやるべきことがはっきりするリアルな麻雀が、高尚で楽しいなと思うことがあるんですよね。

    あと、手牌がバラバラだとわかりづらいから並べ替えるのですが(理牌といいます)、ゲームだとその順番が何時も一緒で覚えやすいです。でもリアルの場では、都度自分でやらなければいけないし、のんびりやっていると打つペースが追いつかないし、また同じ並べ方だと捨てる位置から自分の手牌を読まれてしまう材料になります。そういうことも意識しながら少しずつ変えていかないといけなかったりします。これがまた頭を使って楽しい。

    そして得点計算が曖昧だというところで、本来もっと楽しくなるところをなあなあでプレーしてしまう部分があるんです。麻雀にかぎらず将棋でも、ネットの場合は勝ちと負けへの欲望が薄くなってしまいがちで、その真剣さを味わうためにはやっぱり面と向かって人と対局するのが大切なんです。

    例えばオーラスでトップと2位の自分との点差が何点で、何点をツモ和了りすれば逆転できるのか、直取りなら何点で良いのか、という計算や、その計算を元にした手作りというのはちゃんと得点計算が出来なければいけません、本来は。接戦だったらリーチ棒の有無、何本場かといった情報全てが順位に絡むはずなんですよね。

    もっとちゃんと勉強しよう。勉強するの面倒くさい年だけれど。勉強しよう。

    そう思いました。あと実戦経験も積まないとね。

    たまにはネットを捨てよう。人と接しよう

    何も麻雀や将棋でないと、リアルに人と接することが出来ないわけじゃありません。

    例えば旅に出ます。

    グーグルマップじゃなくて、町の人に行き先を聞いてみたらどうでしょうか?
    グルメサイトじゃなくて、酒屋さんや繁華街で働く人・タクシーの運転手に「美味しい店」を聞いてみたらどうでしょうか?

    例えば本を買うのもネット通販ではなく本屋さんに行きます。

    そのお店の今のオススメの棚を案内してもらったらどうでしょうか?
    自分の好きなジャンルの今の売れ筋を聞いてみたらどうでしょうか?

    そんなことをして、答えを得るだけではなく、相手の表情や話している仕草を見ることも大きな喜びになるものだと思います。その会話から新しい知識を得られたら、それは自分の生活に彩りを与えます。

    僕はときどきストリート・ミュージシャンに、お金を渡すのではなくペットボトルの水をプレゼントすることがあります。そしてそれをちょっとした会話のきっかけにしてみます。

    いつもはどこでやっているの?好きなミュージシャンは(聞くだけで、僕はそんな詳しくない)?メジャーデビューをめざしているんですか?

    こういう会話をするだけでも新しい、ちょっとした出会いが楽しめたりするものです。そして、そうやって話して得るものは、大きな思い出や経験になるものです。

    また麻雀打ちたい。そして将棋も指しに行きたい。居酒屋に飲みに行きたい

    時々、オンライン飲み会が楽しい、というお話を聞きます。遠方の人と飲める楽しさもあるし、移動の時間はないし、自分の好きな酒や肴だけを楽しめますから効率の良さを感じます。

    でもそれは、ネットマージャンやネット将棋と同じような気がするんですよね。そのものの中心のエッセンスは味わえるんだけれど、その外側にある、「無駄」と「糧」の間をたゆたっているものに出会うチャンスを間違いなく逃しているんです。

    酒の席で知り合った人と仕事になったこともあるし、仲の良い友達になったこともある。そして人のちょっとした仕草やお店の人との会話を通して、仲間内だけでは知りようのない新しい何かに出会える。僕としては、そういう部分を含めてお酒を楽しめるようになってほしいなと思うことがあります。

    まあ、オンライン飲みを否定はしていません。それだけで閉じこもらずに、外にも出てね!ということです。これまでの僕の麻雀がそうだったように、です。

    でも、リアルで人と何かをすることが楽しいのは、酒も麻雀も将棋も、ぜんぶ一緒!

    また、外で麻雀を打ちたい。お世話になってるあの人達と打てるように、リアルな麻雀の打ち方がもっと上手になりたい。

    そんなことを感じられたこの度の麻雀体験でした。

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