イベント主催

イベントのお誘いでDMを送る際に相手に喜ばれる書き方

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勉強会・セミナー・イベントを開催する際には参加者を募るわけですが、募り方にはいろいろあります。

イベント告知・管理ツールを使ってイベント用ページを立ち上げSNSでシェアしたり、ブログなどを書いて読者に届けたり。

TwitterやFacebookのDMでメッセージを送ることもあると思うのですが、あのDMを送るのにはちょっとしたコツが必要です。自分に関係なさそうなイベント案内が送られてくると「こんなイベント案内、なんで私に送ってくるんだ」とイラッとして、誘ってきた人のことをちょっとウザいと思ってしまうこともありますよね。

ブロガーイベントなどをいろいろと開催したり手伝ったりして参加者に喜んで頂いている僕が、いかに参加者候補の方々に気持ちよく応じて頂けるかのポイントを解説します。

この方法は実際にアドバイスして主催の方から大変に感謝されたもの。

自分のイベントに応用できれば、参加してくださる率の向上や参加後に満足していただける率、断られたあとの別イベントの誘いやすさが大幅にアップしますよ。

お誘いのコツ1:できるだけじゅうたん爆撃は避けたい

Facebookでイベントページを立ち上げると、招待のボタンがあって、自分のともだちを対象に一斉にメッセージを送れます。

この人ならいいかなーって人をわーっと選んで、ポチポチポチポチ・・・・・・。でもでも、意外とそんなに参加率が高くなかったりします。

FBの一斉の招待って言葉もなく、イベントに招待されましたってことだけが来ます。

受け取った人は招待されたイベント名で内容を想定し、その想定が自分の興味に合致するかを考え、そして誘ってきた人との人間関係を考えます。

何も無ければ行かないだけのお誘いを、イベントタイトルと双方の関係性でどこまで興味ある方向に導くかがポイントになりますが、知り合いにばーっと送ったようなイベントの場合は多くの人には強く響きません。

誘ってくれた人が自分にこのイベントを本当に体験してほしいのかな?って疑いを持ってしまうことすらあります。

一度この気持ちを持つと、次にイベント案内が来ても「また適当に選んでるんでしょ」となってしまい、そのうちブロックやともだち解除の対象にまでなってしまうでしょう。

じゅうたん爆撃してどうにかなってるのは、声をかける側が絶大なる人気者だったり、強い信者を持つ人だったり、有名だったりする場合です。このときにはそのネームバリューがモノをいうことも少なくありません。

お誘いのコツ2:しっかりとしたDMを送る

正直言えば、うまくいくコツはこれに尽きます。ただ、注意したいポイントはいくつかあります。

イベントの性格を熟知して対象を絞り込む

誰向けのどういうイベントなのかを良く考え、どういう方に来て頂きたいかを考えてみましょう。

例えば最新スマートフォンの発表イベントにお誘いしたい場合、スマートフォンが好きな人、仕事で使わざるをえない人、などが対象になります。

しかし、この「スマートフォン」がAndroidのモノだった場合、iPhone信者の人に声をかけても参加してくださる可能性はとても低いものです。

  1. どのようなテーマのイベントを開催し
  2. どのような方に来て頂きたいか

ここを絞り込んでから、お声がけする対象を決めます。

その人に来てほしい理由を明確にする

絞り込んだお声がけリストがこの時点で出来ると思うのですが、ここで更に個々の人との相性を見ていきます。

まず、イベントのメリットを明らかにしてみましょう。

先ほどのスマートフォンの発表イベントで言えば、例えば次のような例が挙げられます。

  1. 発売前のスマートフォンにいち早く触れられる
  2. 開発の裏話をメーカーの担当者から聞ける
  3. 発売前のスマートフォンの貸与があり、じっくり使いこんで発売と同時にブログやSNS公開できるという優位性を与えられる
  4. スマートフォンのプレゼントがある

となると、それぞれのイベントのメリットを誰が、どのように喜んで頂けるかが想像できると思うんですよね。その人を知っていればですけれど。

新しいもの好きな人なら、発売前に直に触れるイベントはエキサイトできるでしょう。

開発者の思いを伝えるのが好きな参加者でしたら、裏話を聞けるイベントが楽しんでくれるでしょう。

ブログを多く書き、製品紹介であれば即時性を求める人であれば、試用できるのは嬉しいはずです。

とにかくいろいろなスマホ自慢をしている方であれば、コレクションが増えるのは嬉しいものです。また、長い間古いスマホで我慢している人も、新しい機種に交換できるのは嬉しいものです。

こうした個々の候補者の特性とイベントのメリットを突き合わせて、誰にどのようなメリットがあるかを考えます。

理由を明示しながらお誘いする

ここまで明らかにした内容を添えて、個人個人に異なるメッセージを送ります。当たりまえですが、その人に向けたオリジナルのメッセージです。

日時や場所、イベント内容など共通のところはコピペもできるでしょうが、そうでない部分には

  1. なぜあなたなのか
  2. あなたが参加したらこうなるだろうことが期待できる

が含まれたオリジナルの文章になります。

人は、自分に向けて書かれたことが明確であれば、そうそう無下にはしないものです。

二人に間するエピソードなどもちょいちょい挟む

冒頭の挨拶のところなどで「どこどこでお会いして以来ですね。お久しぶりですけれど元気ですか?」といったご挨拶も入れましょう。

二人の間で分かることを入れることで、特別なメッセージであることは更に伝わります。

イベント概要はメッセージ本文に入れる

イベントページに書いてあることでも、概要部分はメッセージ本文に入れます。日時、場所、テーマ概要など5W1H程度のものは入れましょう。
その部分があまりにも長くなるようでしたら、日時と概要だけはせめていれて、「こうしたイベントに興味あって時間の都合も良いようでしたら詳細をお送りします(もしくはイベントにご招待します)」と送るようにします。

クリックしないと概要が分からないイベントページ、見てもくれないのであれば、それはチャンスをずいぶん手前から逸していますよね。本文にある程度書くことで、読んでくれる率は高まります。

もし断られても二言添える

誘った結果断られる可能性もあります。それは日程かもしれないし、やっぱり興味が無いかもしれない。それは様々です。

でも、

  • 検討してくれてありがとうございます!
  • もしまた○○さんに合うと思ったイベントがあったらお誘いしてもいいですか?

の二言はお忘れなく。

次に繋がります。

「カスタマイズ」とか「コスパいい方法」ではない

そういう話じゃないんですよね。
イベントに来てもらうというのは、相手の人の時間や、場合によっては参加費や交通費も使わせる行為です。自分で考えている以上に参加者から奪うものはいろいろあります。

だからこそイベントを見定め、候補者を見定めて、熱烈なラブレターを送っていただきたいのです。

面倒くさいと思うかもしれませんけれど、そうした繰り返しは確実にイベント運営者としてのあなたの信頼性を向上させていくでしょう。

コスパを考えるのではなくて、相手に対する気持ちをめいっぱいぶつける思考法でいていただきたいものです。

2019ブロガーズフェスティバル、開催します

そんなイベント運営をちょこちょこやっている僕ですが、年に1回程度のタイミングでブロガー200~250人が参加するイベント「ブロガーズフェスティバル」を主催しています。

今回は2019年3月24日(日曜日)、東京・大崎で開催します。

イベント詳細・申し込みページは

2019ブロガーズフェスティバル 【東京3月24日(日)】#ブロフェス2019
こちらです。

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