コワーキングスペース ライター実績・ノウハウ

土地勘のない場所での「ノマド作業」は漫画喫茶が満足度高い

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よく行く場所、守備範囲の地域ですと、出かけた際に「ここで仕事・作業しよう」という場所があるものですが、地方出張や滅多に行かない客先近くで作業することになると、土地勘もわからずどこでパソコンなどを使った作業をしてよいか迷うものです。

そこで「電源カフェ、電源カフェ」「コワーキングスペースないかな」と探すようなこともあるのですが、下手にそこを探すよりも漫画喫茶を探した方が早い!というケースもあるものですよ。

大きめな駅の近くにはだいたいあり、しかもネットや電源がまず間違いなく準備されている漫画喫茶、臨時の作業場所の候補として入れておくといざという時に無駄な時間を使うことが少なくなります。

漫画喫茶が優れている点

漫画喫茶での作業がコワーキングスペースでの作業より優れているところをいくつか挙げてみます。

静か

実はわりと静かです。平日の日中などはなおさら。

カフェの騒々しさが好きな気持もわかりますが、集中したいときなら漫画喫茶の方が静か、ということはありえますね。

個室なので作業に集中できる

少し大きめの漫画喫茶を探せば、大概、個室があります。個室は作業に集中できます。

靴を脱いで作業できる個室もある

「フラットシート」などと言われている部屋は、靴を脱いであぐらをかくような形で作業できます。場合によっては2人利用のフラットシートを借りられたりするので広く使えますし、部屋の対角線を使うと、身長170センチの僕なら横になることもできます。仮眠を取りたければ取れるというありがたさよ。

全体が暗めの部屋でデスクライトがある形式なので、映画館効果を発揮

大概の漫画喫茶は全体が薄暗くなっています。そして机のデスクライトが部屋に割り当てられたライトになります。

すると、パソコンとその周りだけを明るくし、他を暗くすることで集中力を増せる「映画館効果」を得られる人もいます。

映画館効果、科学的根拠はわかりませんので正式に何かを保障できないのですが、僕は割と効果を信じている口です。部屋を暗くして机の上だけデスクライトで照らすと、作業の集中力が上がるなーってやつです。

「映画館効果」で検索するといろいろ出てきますよ。

電源、Wi-Fiある

体外の漫画喫茶は、電源やWi-Fiがあります。スマホの充電ケーブルもだいたい貸してくれます。

スマホにもご飯を食べさせつつ、人間の作業もはかどります。

ドリンクはもちろん無料

ドリンク無料です。どうしても小腹が減ったときの緊急ドリンク・コンポタもだいたいあったりするので、粘りが効きます。インスタント食品なんかは売ってることが多いですし、短時間こもるのにはやはり便利ですね。

気分転換アイテム完備(漫画、シャワーなど)

作業に疲れたときの気分転換アイテムはもちろん充実してます。死ぬほど漫画がありますから。

漫画、部屋に持ち込みすぎると仕事に支障をきたすのでお気をつけ下さい。

ナイトパック・女性専用フロアも利用できる

漫画喫茶の利点、24時間営業というのを考えると、コワーキングスペースや電源カフェが閉店した深夜帯にも作業ができます。

いや、深夜に仕事すんなよ!という声も聞こえて来そうですが、トラブル対応でわーっと作業したいときなんかに助かります。

また、女性の方で落ち着いた環境がほしい方は、女性専用席のある漫画喫茶を探してみると良いでしょう。

コワーキングスペースの方が優れている点

とはいえ、近くにコワーキングスペースがあることがわかってるなら、そちらを検討には入れておいた方がいいですよね。漫画喫茶と比べたコワーキングスペースの主な利点を述べておきます。

安い

まあ漠然とですが、漫画喫茶って三時間1000円くらいだとして、コワーキングスペースは丸一日いて1000円くらいのところがあります。全体的にはコワーキングスペースの方が安いでしょう。

人とのコミュニケーションが取れる

同じ志、というかフリーランスなどの方が集まる場所なので、人と人のコミュニケーションやビジネスが生まれるケースがあります。

プリンター、FAX的なビジネスツールがある

紙に出力したい、FAX送信した、といったケースに対応できるところが多いです。漫画喫茶の場合にはコンビニと上手く絡めて活用することで代替できるケースがありますが、コワーキングスペースの方がやりやすいでしょう。

まあ、コワーキングスペースの設備によりますけど。

話しやすい

複数人で行って打ち合わせなどをする際には、漫画喫茶よりコワーキングスペースの方が声は出しやすいかもしれません。

そもそもミーティングなどもする場ですからね。

ネットワークの品質が良いことが多い

ビジネス用途にWi-Fiを始めとしたネットワークを用意してくれるのがコワーキングスペースです。

ネットワークの速度・品質はコワーキングスペースの方が良いというケースが多いでしょう。

漫画喫茶でWi-Fiが通ってますよ、という場合でも、パスワードなしでインターネットに繋がるような線があったら、それはビジネス用途には使いたくありませんね。

気をつけたい点

漫画喫茶を使うときに気をつけた方が良いところなどを挙げておきましょう。

漫画好きな人は誘惑しかない

漫画喫茶いって自爆するやつですね。

そういえばあの漫画読んでなかった。読み終わったら仕事しよう。

とおもって、時間一杯漫画を読んでしまうケースは最悪です。

禁煙席・喫煙席は店ごとにちがう。ここは確認しよう

何かと話題になっている喫煙・禁煙ですが、漫画喫茶によってその取扱は様々です。大型店ほど分煙がしっかりしている傾向にはありますが、受付で分煙状況を確認しておいた方が良いですね。可能であれば席近くまで一度入らせてもらい、タバコの臭いを確認してから料金をしはらいましょう。

全体的に、椅子席よりも座席席の方が満足度高いかも

フラットシート席がある場合、椅子席よりもフラット席を使った方が満足度高いです。

寝っ転がれるの、正義。

長期戦になるなら、仮眠を取るときに横になれちゃうのも嬉しいです。眠りが深すぎるのは危険ですので、事前にコーヒーを飲むなどしてカフェインの力を上手に使いましょう。

貴重品は注意!

個室ごとに管理者がいるわけではないので、トイレやシャワーに行く際には貴重品を持ち運ぶようにしてください。自己責任です。

コワーキングスペース・電源カフェにとどまらず、漫画喫茶も作業場候補に!

ほんとうに言いたいのはこれで、自分のスタイルに合うならコワーキングスペースの方が良いと思います。電源カフェは、個人的には飲み物を定期的に頼まなきゃ!みたいな気遣いが嫌。

パソコンを開いてドヤるのも、漫画喫茶では虚しさだけが残ります。

ただし、良い漫画喫茶であれば短期集中型の作業環境としては圧倒的にコワーキングスペースやカフェよりも良かったりするので、土地勘のない場所での作業が発生した時にはじめから候補外にするのはとてももったいない。

個人的な感触ですが、コワーキングスペースの集中席と同じくらい、下手したらそれ以上の集中を漫画喫茶で得られますよ。薄暗さとデスクライトのコントラストが絶品ですからね。

外出時、ぜひ柔軟に漫画喫茶を候補に入れて、より良い作業環境を見つけてみて下さいな。

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