勉強会・セミナー

あの人に伝えたい!をブログで書き続けて出版までしたブロガーの座談会に参加した #シーサー本

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Twitterでは生産性のないつぶやきのやり取りを交わすことがあったけれどお会いしたことはなかった沖縄のブロガー・ヒガシーサーさんがこのたび本を出版され、その出版記念座談会(セミナーみたいなものです)が東京で行われたのでお邪魔して参りました。アフィリエイト・ブログの10年選手のヒガシーサーさんはこの界隈だとベテランの領域に入ると思いますが、その根底には多大なる「好き」がたくさん詰まっていることを知れた2時間でした。

気になったヒガシーサーさんの言葉たち

座談会は、本の共著者でありプロデューサーでもあり、書籍「ブログ飯」ではブログの収益で生活したいという人々の灯台役にもなった染谷昌利さんがお題を出してそこにコメントする形式で行われました。

・PPCアフィリエイトについて

・ブログの正しい「投資と回収の仕組み」

といった形で、ブログで収益を上げるための秘訣のトークテーマが設定されていたのですが、そのテクニックよりもおおいに感銘を受けたことがあります。それは主役のヒガシーサーさん、とにかく「人にブログで伝えることが好き」だということ。

例えばディズニーランドを見に行ったときのこと。
「検索キーワードが複合含めて100浮かびました」という話が飛び出て会場におおーすげえという空気が流れたあとのことです。

ヒガシーサーさんからは「ホテルは子供が何才まで無料なのか。そういうところは検索しても出てこなくて気になるんですよね。書かないとという使命感が出てきました」

という説明が続いたのです。

検索で出てこない情報をブログに書くのはセオリーの一つ。これはわかるんですが、お金を稼ぐテクニックとして書こうと思ったのなら「使命感」という言葉はなかなか出てきません。

将来、わからない人に伝えてあげたい。

その気持ちが溢れ出ているように、僕は感じました。

最初の記事は牛乳の…

ヒガシーサーさんにせよ染谷さんにせよ、初めて作ったブログがそのまま軌道に乗って今のようなポジションに来たわけではありません。納得がいかないとか飽きたとかの理由で、それぞれ潰したブログがあるんですよね。

でも、ヒガシーサーさんの初期ブログの記事例を聞いてびっくりしました。地元・沖縄では牛乳がガロン単位で販売されている(た?)ということについて記事を書いていたらしいのです。

他の都道府県に比べてアメリカの影響がいろいろある沖縄ならではの「地域ブログネタ」なんですよね、これ。
ちゃんと外の目からみた沖縄の様子が捉えられているじゃないですか。自分以外の誰かに伝えたい!という意図が明確に伝わってきます。

もう潰してしまったブログらしいのですが、これがどのような記事構成であったのか、見てみたいものです。
失われたブログだからこそ、こういうのは見てみたいものですよね。

誰に向かって書くか

ヒガシーサーさんの文章は、例えばカメラについての記事であれば、カメラについ手詳しい彼がどういうターゲットに向けて解説しているかというのがよくわかる文章になっています。それは稼ぐためでもあるのですが、読者に伝えたいという気持ちがとても大きいからにほかなりません。小さい子の写真を撮りたいお父さん向け、みたいな感じでターゲットを絞るんですよね。

自分の見知らぬ伝えたい誰かに向けて誠意を持って書く。

稼ぐ稼がないではなく、良いブログを書く人の特徴で共通している部分がここにもあるのだなあと確認できました。

ただしヒガシーサーさん、その熱量がとても大きいです。試すこと、気配り、それらの基準がそこらへんのブログ書きとは異なるからこそ今の結果を出せているのだろうなあと感じました。

凄まじい熱量を持つ物静かな沖縄のブロガー・ヒガシーサーさんに感嘆した2時間でした。

司会の染谷さん、お疲れさまでした。質問とリードがよくて、ヒガシーサーさんのお話を上手に引き出されていたと思います。

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