札幌 酒・飯

本場のサッポロビールと日本酒と伊勢エビつけ麺と生牡蠣を楽しんだ一日(札幌ワーケーション2日目)

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2021年11月上旬、4泊5日で札幌まで旅行してきました。運用的に抱えている仕事はあるため、完全オフということではなく、結果的にワーケーションです。サッポロビールや地酒を楽しんだ二日目の様子をお伝えします。

初日の様子はこちらをどうぞ
札幌で鮮魚とぎょうざカレーと散歩を堪能した一日(ワーケーション1日目)

一日の始まりは朝食バイキングで

二日目は7時台に起床。シャワー浴びて朝食バイキングに行くコトにしよう。宿泊地であるネストホテル札幌大通は朝食バイキングでいくらやサーモン、ねぎとろを食べ放題があるため、予約したホテル。予約時には朝食の予定を入れていなかったので、フロントで1,500円を支払って朝食バイキングへ赴きました。

コロナ禍だからか、バイキング会場となる15階のバーへ確認の電話をしてから移動を促されました。次回利用することがあるなら、部屋からフロントに電話くださいとアドバイスを頂きました。このご時世、手続きも大変ですね。

何カ所かに、こうした使い捨て手袋と消毒液が置かれています。バイキングで食べるものを取る際には、これらを都度都度使うルール。

ぱっと見、普通にある感じの朝食バイキングだけれど……。

サーモン、イクラ、ねぎとろ、甘エビ、とびっ子などなど、海鮮丼の種となる具材が取り放題なわけです。ご飯と組み合わせればセルフミニ海鮮丼が簡単に作れます。

こんな風に持ってきた具材で

こんな感じで適当に。盛り付けへたなのは生まれついてのことです。

お替わりも気兼ねなくできました。朝からホテルで好きなだけ海鮮を食べられて、ご満悦ですよ。

嵐のような風が吹くなか、札幌的観光スポットを回る

二日目はあいにくの天気。風がビュービュー、雨ちょろちょろ。まあ気にせず外に出ることにします。

存在感がしっかりあるさっぽろテレビ塔

さっぽろテレビ塔。平坦な大通り公園にあるから目立ち方がすごい。ザ・シンボルですね。

こういうシンボルがあると、旅行者は「あ、この地に旅に来たんだな」、在住者は「あ、自分の街に来たな」と思えるのがいいですよね。

僕が新幹線で西の方へ旅に出たときは、帰ってくる道のりで渋谷駅を通ると「ああ、東京に戻ってきたなあ」って思います。

ドラクエウォークのご当地クエストをこなしつつ

真下まで行ってみたり。

おわー、まだ記念メダル置いてるんだね。昔はいろんな観光地で見たけれど、なかなか見なくなったアレ。

思いをはせた札幌市時計台

札幌市時計台の前も通りました。日本三大がっかり名所、なんて言われていますけれど、僕が前を通るだけでも数名の方が写真撮影をしていましたよ。平日の朝ですから観光客がわんさかいるような状況じゃ有りません。なんだかんた、見ておこうって人は多いんですな。

札幌市時計台もさっぽろテレビ塔も、高い位置に時計があって、様々な角度から時刻を確認できるようになっています。

時計台は農学校だった当時、だだっ広い敷地にポンと目立つようにあったのではないか。その周囲の学生・生徒や大人たちがいつでも時刻を確認できるシンボルだったのではないか。

さっぽろテレビ塔の時計は、時計台の時計の精神を引き継いで、様々な角度から時刻が確認できるようになっているのではないか。

そんな推測を勝手にしながら眺めていました。

札幌が誇る企業と言えば

愛知県の豊田市にはトヨタ自動車があるように、北海道札幌市にはサッポロビールがあります。サッポロビール、札幌を代表する企業ですよね。その施設であるサッポロファクトリー近辺も歩いてきました。

サッポロファクトリーレンガ館のツタの紅葉は、ほかの紅葉と比べても際立ってきれいでした。

ここでしか飲めない創業当時のビールの味が楽しめるということで……

飲み比べを楽しむことに。僕が酔うほどの量でも無かったので楽しく味わうことができましたよ。ビールは詳しくないので、評論みたいなことは書きませんけれど。

遅い昼ご飯は札幌海老麺舎で濃厚つけ麺を

札幌海老麺舎 | 株式会社FPJ

遅い昼ご飯は、ホテル近くにあった「札幌海老麺舍×中華そば煮干センター」で。特性濃厚伊勢海老つけ麺(税込1080円)というのがとても気になりましたもので。
札幌といえば味噌ラーメンですが、近頃は海老系のラーメンも流行っているそうで。海鮮、美味しいですものね。

気になる食べ物の「ザンギ」もあったので、一緒に注文しましたよ。食べ過ぎだけど旅行だし、まあいいでしょう。

来てみてビックリ!つけ麺の汁が石焼きになっているお店は初めてです。ツイートしたとおりで石焼き鍋に入っている汁のグツグツがすごいんです。世の中のつけ麺のすべての汁に合うかどうかは分らないけれど、熱いつけ汁でつけ麺を提供したいお店は、まねしてもいいかもですね。

レモンが添えられていて「半分ほど召し上がったころに汁に絞り入れてください。爽やかになりますよ」と店員さん。うん、確かにこれは美味しくなりました。海老味噌の濃厚さにレモンの爽やかさが加わってしゅっとした感じです。

ザンギ、美味しかったです。美味しかったのですが、自分の中で「ザンギと鶏の唐揚げの違い」の答えを見つけるには至らず。鶏からのおいしさでした。

日本酒と海の幸を堪能したすすきのの夜

夕方から夜にかけてはホテルでお仕事を。テーブルの広めなお部屋だったので作業がしやすかったのはうれしかったですね。
ホテルのテレビにHDMI端子が付いていれば、ノートパソコンとつなげてデュアルディスプレイ環境にできます。やり方は

パソコンとビジネスホテルの部屋のテレビを接続できれば仕事の作業効率が爆上がりする

こちらをご覧くださいまし。今回はやらなかったですけれど、ホテルで作業する方は覚えておくと役立つTipsです。


でもって楽しみだった2日目の夜、夜のすすきのに繰り出すこととしました。目当ての店はなく、ぶらぶら歩いてピンときた店に入ろうという作戦です。

直営 千歳鶴|札幌|すすきの|居酒屋|公式サイト

見つけたのはここ「直営 千歳鶴」さんでした。札幌に唯一有る酒造「千歳鶴」の直営だそうで様々な作りの千歳鶴を堪能できます。

お通しに出てきたのは鯨ベーコンのポン酢和え。しょっぱさっぱり。よい歯触りと塩気と酸味が後の食欲につながります。

真だらの白子は「真だち」と呼びます。これがまた濃厚とろとろミルクでした。

真だらだけでなく、鮭の白子も頂きました。こちらは焼きで。表面のあぶった少し堅い歯触りのコントラストと中の「くにゅ」っとした歯触りとのコントラストがたまりません。柔らかい塩味が、千歳鶴を飲む手を忙しくさせます。

刺身の盛り合わせは、2,500円と価格を指定してお任せでお願いしました。

右上から時計回りに八角、ホタテ、エビ、ホッキ貝、イカ、紅鮭。中央はタコの頭でした。
後に分ったことだけれど、東京ではタコはタコって出てきますが、札幌はタコの頭・タコの足と分けて表現しますね。それだけタコの頭に対する比重が大きいのかもしれません。

そしてホッキ貝。魚介を頼んだときに、貝って歯触りを楽しめる食材じゃないですか。これが盛り合わせのラインナップに入っているだけで、ローテーションを考えるのが楽しくなります。手を使わないといけないエビと、歯触りの違うタコ頭とホッキ貝。この3品を軸にローテーションを組み立てながら飲んでいるのが、たまらなく楽しい。

八角という魚。画像検索したらまるでワニみたいなルックスの魚なんだなあ。

モッチモチの歯触りに気持ちよくノリノリな脂、喉越しに感じるとろみ。

これはあれですよ。高級魚のアレですよ。

この間、お酒は千歳鶴のひやおろしと、純米大吟醸を1杯ずつ頂きました。ともにすっきりとしながらも味わい深く、札幌の地酒うまいぞ!を十分にアピールできるものでしたよ。美味しかったので、次にどこかで見つけたら必ず注文したいです。

ラストオーダー直前に入店したため駆け足での注文となってしまったのが少しだけ残念でした。次回来たときにはがっつり飲んでやろうと思います。

すすきのをぶらぶら。駆け込んで牡蠣を堪能する

直営 千歳鶴さんを出たのは23時過ぎ。そこからすすきのをぶらぶらと歩いてホテルに戻るコトにしました。まずはすすきのの奥地へ向かいます。

渋谷センター街の黒交番・歌舞伎町交番と並ぶ、日本三大交番(奥野調べ)ともいえるすすきの交番は建て替え中でした。おまわりさんお疲れ様です。

今、漫画「ハコヅメ」にはまっているので、交番やおまわりさんに少し親近感を持っています。ごやっかいになるのでは無く、おまわりさんのお友達ほしい。飲んでる時に電話がなって「すまん招集だ!」って言われて「気にすんなよ、また飲もうぜ」って送り出したい。

さて、すすきの交番も見たし帰りますか。


宿に戻る過程で見つけたこちらのお店。Kai×shaburi jiji (貝×シャブリ ジージ)さんでした。


白ワインを頼みつつ生牡蠣を三個と。


貝の蒸し焼き盛り(ハーフ)を。

洋食の料理屋さん風なご主人とキップの良いアルバイト風の女性が切り盛りしていて貝も美味しく、短時間の滞在でしたが良いお店でしたよ。うまい貝食べたい!ならこちらに来るのもよさげです。

はー、ごちそうさまでした。明日もまた楽しもう。

定番の地巡りと偶然のお店探しを楽しめた一日

テレビ塔にしても時計台にしても、定番過ぎる「観光地」です。それぞれ中に入ることなく外観を見るだけで終わりましたが、こういうのはとにかく見ておくのが大切かな、と。

食べ物屋さんについてはまったく事前知識なく、ぶらぶら歩く中で見つけた3つのお店が、それぞれ満足のいくお店だったのがとてもラッキーでした。特に直営 千歳鶴さんは酒造の直営店ということもあり、日本酒を突き詰めて飲みたい方には本当にオススメです。

3日目はいよいよ、この旅で最も行きたかったあそことあそこを訪れます。お天気回復してよ!と捻じながらホテルの布団に潜り込みました。

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