大切なもんが入ってる入れ物には鍵をかけるものですぜ。
so-netのセキュリティ通信によると、スマートフォンユーザーの4割がパスワードの設定をしていないそうな。MMD研究所というところの調査で出た結果らしい。
悪い人、は結構いる
多いと見るか少ないと見るか、微妙な数字かもしれないけれど、やっぱり俺は多いんじゃないかなあと。携帯電話から進化したスマートフォンは、友人・知人の連絡先はもとより仕事のデータを始めとした機密情報が入っていたり、オンラインバンクなどのパスワード情報などを集中管理していたりと貴重なデータがぎっしりだ。「どうせ他の人には価値ないよ」というのは、それを所有している人の不思議な価値観で、そういう情報を悪く使える知恵のある人は世の中にゴマンといる。
面倒臭さと安全性のトレードオフ
スマートフォンにパスワードをかけるのは全然難しいことじゃない。
iPhoneでも4桁またはそれ以上のパスワードをかけられるし、Androidでもパスワードや9つの点の一筆書き情報をパスワード代わりに出来たりする。それをする、しないで紛失した時、盗まれた時のデータの安全性が全く変わってくる。
ひとたびスマートフォンにアクセスされれば、中の写真や連絡帳、ブラウザーの履歴を見られて想像を超える被害が出ないとも限らない。そのような実験結果が出ていることも上のリンクに出ている。
これまでしてこなかった人は面倒かもしれないけれど。
何もアメリカのハイテクドラマみたいに、紛失したら自動的にデータを消す仕組みを入れろと言ってるわけではない。単にパスワードをかける、ちょっと面倒だけれど、時間をあけて使うたびにパスワードを入れる、その習慣をつけるだけであなたの大切なデータが保護されるのだ。
お気をつけ遊ばせ。