黒田官兵衛

【 #軍師官兵衛 】40話 戦争・政争

更新日:

豊臣秀吉さん待望の子供を産んだ淀君。
息子・黒田長政さんに家督を譲った黒田官兵衛さん。

少しずつ世代の移り変わりが見えてきますね。

小田原城では縁者の徳川家康さんが北条氏政さんを、秀吉さんにあいさつに行け説得しておりますが、全く首を縦に振らない氏政さん。
それを知った黒田家では戦の準備が始まろうとしております。

っていうところでオープニング。

女たちの政争

秀吉さんの子供は「鶴松」と名付けられました。で、鶴松さんが大阪城で養育されるにあたり、実母の淀君が大阪城で済むことに。

「つきましては北政所様には聚楽亭にお移りいただきたく」

と慇懃無礼に語るのは秀吉さんの懐刀・石田三成さん。まあ、淀君-三成ラインがありますからね。

「茶々(淀君)は子育て。おね(北政所)には別の役目がある」

という秀吉さんに

「かしこまりました」

と空元気で応える北政所さま。どうも軍師官兵衛の中で、三成さん・淀君さんは良く描かれませんね。


千利休さんの茶室で、利休さんと官兵衛さんが豊臣家の情勢について語り合います。

「殿下もお子が生まれてからというものこらえ性が無くなりました。我が子可愛さのあまり回りが見えておりませぬ」

「このままでは、世の乱れの元」

利休さんは豊臣家というか天下を案じています。


三成さん、秀吉さんにご報告。

「大名の妻子はすべて上洛させ、京都に住まわせる触れを出します」

一緒に秀吉さんに報告しているのは浅野長政さん、増田長盛さん、長束正家さん。

どうやら北政所さんを聚楽第に送ったのは、人質にする奥様方をまとめてもらうためだったとか。

そんな大事な話をしているのに「鶴松さまが声をあげて笑われました」なんて報告にはキャッキャ喜んで見せる秀吉さん。なんだか、昔の小寺政職さんをほうふつとさせるバカ殿になってきましたね。日本一の権力を持ってるだけに始末が悪いけれど。

そんなこんなで、京都にある黒田家の御屋敷には、官兵衛さんの奥さんの光さんや子供の熊之介君などがやってきました。長政さんの奥さん・糸さんもいらっしゃいましたね。この間福岡に引っ越したばかりだというのに、お忙しいことですね。

糸さんは、旦那の長政さんが中津中心に生活することになるため、会う機会が激減してしまいそう。

宣戦布告

ついに北条家に宣戦布告をした秀吉さん。真田昌幸さんの城を攻めたのが、秀吉さんの発布した「天下総無事」令に背いたから、というのが直接の理由のようですが、ようは単価人として仕置きにかかったということですね。

真田昌幸さん、かの有名な真田幸村さんの御父さんです。

北条は当然、受けて立ちます。

小田原城は難攻不落の城として有名でした。北条家が強気なのは、この小田原城があるからこそなんですね。

ある夜、官兵衛さんの元を訪れたのは秀吉さんの弟・豊臣秀長さん。秀吉さんの影で、誠実さで通し続けてきた豊臣家の柱石です。

「お主に話しておきたいことがあってのう・・」

やっぱり、豊臣家の行く末の心配でした。

子供が出来てからの秀吉さんが変わってしまったこと、三成さんが豊臣家のために動けば動くほど家中の亀裂が深まること。官兵衛さんに
騙っています。これは豊臣家、内部がズタボロじゃありませんか。


大阪城の評定では三成さんが図面をもって北条攻めの案をプレゼンしています。

ともに攻める諸大名がそれを聞く図式です。

東海道、水軍など3方向から22万の兵で小田原城を囲み、兵糧を絶とうというのが三成さんの点てた作戦。官兵衛さんは特に意見なく、三成さんの話が続きます。

評定のあと、官兵衛さんと家康さんが立ち話を。そこで官兵衛さんは過去の経験からアドバイスをします。
徳川さんの領地は大阪から小田原に行く途中にあります。なので、道や橋などを整備しつつ豊臣家を上手に受け入れる準備をするのが良いでしょうと。家康さん、それは良いことを教わったと喜んでおいででした。


黒田屋敷では、妻子を人質に取ったことについて光さんと官兵衛さんが会話。

「殿下も思い切ったことを考えまするなあ」

「殿下ではない、おそらく考えたのは三成じゃ」

ああ、ここでも三成さんはワルモノです。

中津の様子を確認しつつ、天下統一後の平和を望んでいる光さんですが、官兵衛さんは難しい顔をしております。

小田原攻め

秀吉軍が大阪を発ち、そろそろ家康さんの領内に入ろうというあたりで三成さん起点のひと悶着が。

「駿府城の入城は危のうございます。徳川どのは北条と縁続きで命を狙っているという噂も。素通りするのがよろしいかと思います」。

官兵衛さんは速攻で否定します。

「ばかばかしい。徳川どのに逆心あらば、わざわざ橋や道を修繕で金をかけたりせぬ。真偽も定かでない噂に惑わされ、義理の弟を信用せず城を素通りするのでは、殿下は天下人の器にあらずと世の笑いものになるぞ」

秀吉さん、駿府に入るぞ!と三成さんに伝えてその場を去ります。三成さんはご立腹で、

「黒田殿、余計な口出しはご無用に願おう」

とすごみますが、一個人としての石田三成さんはまだまだ小物のようで。

でも三成さん

「これからはすべて某のやり方で進めますので、そのおつもりで」

と言い捨てて去ります。

小田原包囲

あっという間に小田原城を包囲した秀吉軍です。北条は小田原城の中で「我慢比べなら負けはせぬ」と笑っています。

秀吉さんは早雲寺に本陣を構え、利休さんの茶を飲みながら軽く会議。

小田原城がなかなか落ちないことについて「思ったより兵糧を蓄えていたようで」と返事する三成さん。まあ、戦のことはまだまだ分かっていませんね。

官兵衛さんに策を訪ねる秀吉さんに

「武蔵国に残る敵の城を落とし、小田原を孤立させるのがよろしいかと」

残るは、忍、八王子、岩槻、鉢形。誰を向かわせるか、

戦争経験の少ない三成さんにやってみるか?と秀吉さん。軍師官兵衛さんが隣でじっと見ているだけに

「必ずや、落としてご覧にいれまする」

と誓って利休さんの御茶をグイッと飲み干します。

石田三成が忍城を落とせなかったのは、映画・小説「のぼうの城」で描かれている通りです。

小早川隆景さんが小田原攻めで助言。どうせ敵が攻めてこないのだから、兵に酒を与えて大いに騒ぐのが良いのではないでしょうか。

秀吉さんが大喜びです。ついでに千利休さんが「淀の方をお呼びになるのがよろしかろうかと。鶴松さまは北政所様にお預けして」

大好きな淀君を手元における秀吉さん、これも大喜びです。

そこでふと見つけた、竹の花入れ。利休さんがこしらえたもののようですが、わしはもっと贅をこらしたものが好きじゃ!と表に放り投げてしまいます。

その場にいた利休さん、隆景さん、官兵衛さんは苦い顔。

攻めない攻め

飲み、遊ぶ兵士たち。淀君を呼び寄せて楽しい秀吉さん。でも鶴松と引き離されたことでご機嫌ななめな淀君ですが

「おね様は私を憎んでおられます。鶴松のこととて可愛くなど思っておりますまい」

これは秀吉さんのスイッチに触れてしまったようで、

「茶々、おねのこと、とやかく言うことは許さん」

と殺気だった評定で語ります。淀君さん、そのあたりの空気は察するようで、すぐに謝って見せます。
そんな淀君さんをぎゅっと抱きしめる秀吉さんですが、抱きしめられた淀君さんは複雑な表情のようで・・・。


聚楽第ではおねさんが鶴松さんを抱きながら光さんと話をしています。

小田原評定

「一気に打って出るべきかと」
「籠城を続けることが最善の策」

小田原城内の評定ではうだうだ話すだけで何も決まりません。現代の日本の企業のようだ。このいつまでたっても決まらないうだうだした会議をのちに「小田原評定」と呼び、ダメな会議のキャッチフレーズとなってしまっています。

説得

そんななか、小田原城からほど近い山にいきなり城が登場!北条家はびっくり仰天!

一夜にして城ができたように見せかけているこのトリック、実は林の向こうに事前に城を建てておき、ある日林の木を伐採することで、あっというまに城が建ってしまったように見せかけたのですね。

そんなこんなで北条の気持ちをくじいたところで官兵衛さん

「今こそ和睦のしどきでございます。敵の士気は大いに下がっております。降伏を促すべきかと」

 ここは殿下の寛大さを見せつけるのでございます。伊豆・相模の2か国を安堵すれば頑固な北条といえども降伏に応じましょう」

「二か国も安堵せよと申すのか」

「戦を終わらせるためでございます」

さて、誰が使いに行くか、というとこで官兵衛さんは縁者の家康さんを進めますが、家康さんは「それがし口が重くて・・・」と拒否。返す刀で官兵衛さんが指名されてしまいました。

何のつてもない北条家に使者としていくことになった官兵衛さん。北条に酒と肴を送る手はずを整えます。

酒と肴を送った北条家からの返答は火薬や弾丸。まだまだ式はありますよ、という返事らしいですね。


単身小田原に乗り込む官兵衛さん。本当に単身ですよ・・・。
城からは矢が飛び、ますが、一本が顔をかすめただけで官兵衛さんには当たりません。

御城主、北条殿にお目通り願いたい!命を粗末にするな、生きられよ!

その呼びかけに城の門が開きます。

降伏を進める官兵衛さんに北条氏政さんは「百姓上がりの秀吉に屈する気はない!」とはねつけます。

「城を落とす気はありません。このまま何年も城を囲み続けます」

松田憲秀さんを牢屋に入れていること、毎日評定を開いているけれど何も進展していないこと。豊臣軍はすべてお見通しですよ。周囲の城も忍城以外はすべて落ちています。味方のいない籠城は勝ち目がありません。いずれ兵糧は尽き城兵は飢える。

「われらはそれを待つだけ。降伏してくだされば伊豆・相模の2か国を安堵すると殿下は仰せです。北条さまさえ降伏されれば、この国の戦は終わります。北条家を残すためにも、ご決断を!」

北条、陥落。

反故

小田原落城後。

小田原を説得で落とした官兵衛さん、城攻めでしくじった三成さん。
秀吉さん「今後ともわしの軍師としてよろしく頼むぞ!」

と褒めますが・・・

北条を許すのはやめにした。氏政には切腹を命ずる。(氏政の嫡男の)氏直は高野山に追放じゃ。

どうやら北条家への説得がとても真摯だったご様子の官兵衛さん、北条家から御礼の品をいくつかいただいていたようなんですね。
吾妻鏡とか。

北条の所領は家康さんに与えるとのこと、いずれ北条は家康と組みワシに仇なすにきまっとる。

秀吉さん、三成さんに言いくるめられている感が。

徳川さんを関東に遠ざけてしまえば秀吉さんの天下は安泰だ、と三成さんが言葉を繋げます。

色々官兵衛さんに負かされた三成さん、北条の仕置きで一本取り返した、ような表情を見せました。


利休さんと官兵衛さんの会話。

人々の意見を取り入れるところが殿下の良い所でした、と過去形で語る利休さん。

「しかし近頃は・・・。それにいくらお諫めしようにも、殿下のお耳には届きません」。

石田三成さんが身中の虫扱いされているようです。

すでに実権を握っている三成さん、政争で退けるのはちょっと難しそうですね。

取り返しのつかないようなことにならないよう、なんとかしなければなりません。

そう心配する利休さんのアップで今週は終了です。

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