ライター実績・ノウハウ 秀丸

秀丸をアウトライン対応のテキストエディタとして使うための設定

2021/07/03

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Windowsのテキストエディタとして秀丸を愛用しています。

秀丸のアウトライン機能を設定してみたところ、とても文章の作成が楽になりました。

基本設定と、僕の行った設定をご紹介します。テキストを叩く用途は、原稿の執筆です。テキストファイルや.docxファイルとして人に提出するケースと、WordPressなどCMSへ入稿するケースとあります。いずれにしても下書きを秀丸で行っています。

操作する秀丸のバージョンは64bitの8.97です。

秀丸の基本設定から「アウトライン解析の枠」をONにする

メニューから「その他」→「ファイルタイプ別の設定」を選択します。

ファイルタイプの設定 の所が「共通」になっていれば、拡張子に関わらず設定されます。

「設定の対象」の「アウトライン」を選択し、右側の「アウトライン解析の枠」にチェックを入れます。

ツリー構造の表示をエディタ内のどこに出すかは、メニューの「その他」→「動作環境」から設定します。

詳細ボタンを押すと指定できます。

「位置」を上下左右+「浮かせる」から選択するとよいでしょう。
僕は左にしています。

「解析」で#を見出しとして認識させよう

markdownでは#(半角)が見出しであることを意味します。

#### ここがH4見出しとして使われます
##### ここがH5見出しとして使われます

こんなふうに書くことで、実際は

ここがH4見出しとして使われます

ここがH5見出しとして使われます

のように、見出しとしてそのまま使われるようになります。
したがって、秀丸のアウトラインでも#(半角)をツリー表示のキーとして使えるように設定しておくと、後々の編集が楽になります。

メニューから「その他」→「ファイルタイプ別の設定」

「設定の対象」の「アウトライン」→「解析」を選択します。

ここでツリー表示の定義を指定できます。LV1を#(半角)~LV6を######(すべて半角)になるように編集しておきましょう。

これで、Markdownの見出しがアウトラインの展開するツリーの基準と連動してくれるはずです。

テキストエディタがアウトラインエディタを兼ねる快適さ

記事を執筆して納品する際、納品方法は依頼者によって異なります。よくあるパターンは、以下のような方式ではないでしょうか。

  1. WordPressやMovableTypeなどのCMSに直接入稿する
  2. Goobleドキュメントなどのクラウド上のドキュメント作成ツールを共有する
  3. マイクロソフトのWord形式で作成しメールなどで納品
  4. プレーンテキストで作成しメールなどで送信

どのパターンで納品するにしても、もととなる文章を軽く動作するテキストエディタで入力し、仕上げにそれぞれのツールに移す、ということをしています。
手に馴染んでいるテキストエディタが文章の構成まで簡単に編集できるようになると、これは助かります。

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