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ThinkPad X1 Carbon(初代) を購入して、ThinkPad X200s と比べて思ったこれだけの利点

2012/11/07

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拝啓@odaijiです。

Thinkpad X1 Carbonをポチり、iPhone5が届かない週末

Thinkpad X1 Carbonのキーボードを換装する

で書きました通り、私はThinkpad X1 Carbonを購入してしまったわけです。
キーボードの不良も直り、今は快適にブログや個人仕事に使っています。もう最高!

ところで私はこのX1を購入する前、ThinkpadX200sという機種をメインのモバイル機としておりました。これはこれでまだまだ使える機種ではあるのですが、乗り換えた幸せがありますのでここに比較しておきたいと思います。

サイズ

▼まずは重ねて上から見たところをご覧ください。

X200sは12.1インチ、X1は14インチ。対角線にして約2インチも違うのに、たったこれしか差がありません。X1は液晶のサイドがとてもスリムなんです。14インチ液晶のマシンなのに、13インチの平面サイズ(PC業界ではよくフットプリントといいますね)しかないんです。これは大きさを感じないです。

▼そして厚さ


上下に重ねたときのこの厚さの比較を見てください。

下のやたら薄いのはX1、上のボテっとしているのがX200sです。
手に持った時の感覚が全く違います。薄いと持ちやすい、鞄に収まりやすいなど、メリットたくさん。

指紋センサー

セキュアなPC運用を考えると、Windowsパスワードは複雑にしておき、普段のログインは指紋で行う、というのが良かったりします。指紋センサーがあるのはWindows機のいいところですね。

で、この指紋センサーの感度が向上しています。

X200sは手を洗った直後などの脂の少ないときにはセンサーが働きませんでした。わざわざ頬をなでたりして顔の脂を指につけ、センサーを通す必要があったりしました。

X1はそんな必要がありません。石鹸でごしごし洗ったあとのつるつる指でもセンサーがしっかり反応します。これでログインやPCをロックした後の再開がストレスなくできるようになりました。

幅広い液晶

X200sは12.1インチで1440x900ピクセル。X1は14インチで1600x900ピクセル。わずか横に160ピクセル広がっただけに見えますが、このワイド化は大きな違いでした。現代のパソコンは、標準のハイビジョン映像が16:9になったことも影響して、この比率で使った方が何かと都合が良かったりします。

特に私も、これからは動画による情報発信を試みたいとおもっており、16:9の映像を画面いっぱいに広げられることはとても助かります。

その他

基本性能が上がっているのはもちろん大きなメリットです。CPU、HDD(SSD)などなど。これはどのパソコンにも言えますが、基本性能の向上は利用者にパフォーマンス面でさまざまなメリットを与えます。

また、ピーチスキンといわれる、独特なカバー上面やパームレスト(キーボードに手をおいたとき、手のひらが触れる部分)の表面加工が絶品です。これは他機種ユーザーには決してわからない気持ちよさ。
また、安いThinkpadでもわからない手触りです。

ある種フラッグシップのような、Lenovoが本気を出している機種でしか提供しない肌触り・ピーチスキンは、このX1においても代えがたい魅力の一つです。
触らないとわからないなー、これ。

残念な点

唯一残念な点があります。それはタッチパッドが付属してしまったことです。
Thinkpadユーザーはトラックポイントがあれば、その大部分の作業を済ますことができます。マウスカーソルを動かすのにホームポジションから手を動かさないでよい。これがThinkpadの大きな利便性の一つです。

逆に言いますと、タッチパッドを望んでいるユーザーは、他機種のユーザーに比べてはるかに少ないと言えるでしょう。僕もその一人で、このタッチパッドをつけるのであれば、キーボードをもっと有効に作ってほしかったなと思う一人です。

Windows8をインストールしたら、多少は使い勝手が変わるかな?便利になればよいのですが・・・。


Mac製品は、所有者に所有すること自体の満足を与える製品だと言います。
Thinkpad X1 Carbonは、これまた所有すること自体の満足を与える製品です。

弘法筆を選ばず、と言いますけれど、逆に、良いパソコンは良い仕事を生み出します。所有者の手になじみ、余計な手の動きを生じさせず、肌触りが良い。こんなパソコン、そうそうあるものじゃあありません。

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