SNS 運営論

ネガティブもポジティブも増幅するからこそ、ネットではやさしくありたい

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今年の目標と言いますかね。

怒りや不満に任せた書き込みなんかをできるだけ減らしていきたいなあとこのところ思う様になっているので、いいタイミングなので今年一年意識してみようかなと思った次第です。

ネット上で起きてる喧嘩とか言い争いって、追ってみると「どちらが正しい」じゃなくて「なんで周りの人を巻き込んでまでこんなこと言って拡散しちゃってるんだろう」と思うことも多いんですよね。自分がそういう当事者にならないように、と思ったり、誰かの「恥」を不用意に拡散させたりしないようにしたいです。

何かの事実を明らかにするためにけんけんがくがくするとか、著作権を侵害した人に対して適切に指摘するとか、それはいいとは思うんですよね。まあ、好きなスポーツチーム、アンチチームくらいも可愛い範囲かな?

でもね。不毛な争いをしたくないし、出来れば少なくなっていってくれるといいなあと思ったりするわけです。

怒りにまかせてブログを書かない

感情がほとばしるブログ記事って面白いものです。ただし、誰かに対する不満を垂れ流すようなブログ記事は書きたくないものです。自分は誰々さんに対する不満があります!って宣言したって誰の何のメリットにもならないですもん。

体制や制度の欠陥、ルールの不備などで大勢で知恵を出し合うような目的であればいいと思うんですよ。

でも、誰かに対する不満を書いてそれに同意する人が多くなったとしても、基本的にはネットいじめの構図とあまり代わりません。

個人のミスの指摘はダイレクトメッセージで行う

小さなものなら誤字脱字、大きなものなら権利や法律の違反など、個人が何かミスした情報公開をしている場合にはブログやTwitterのメンションなどで公開するのではなく、ダイレクトメッセージでそっとお伝えしたいものです。

その人のちょっとした間違い、知識不足などをあえて公にすることにメリットがあるのかどうか。相手の人が余計な恥をかきたくないようにしてあげたいし、そっと直っている方がいいじゃないですか。そんなことで鬼の首をとったように喜んでも仕方無いですしね。

感情的になると「晒す」方へ考えてしまいがちですが、本当に晒すことでほかの人のためになるかどうか、よくよく考えてから結論を出したいですね。

それを出したことで、間違えた人を晒した僕が安くなってしまっては困りますからね。

その他ネガティブな公開を控える

ちょこっとした不満、Twitterみたいな書きやすいSNSには不満・ネガなことも簡単に書けてしまいますよね。だからこそうっかり書かないように気を付けて運用していきたいものです。

特に僕はフリーランスの仕事をしています。

仕事を依頼くださる企業の方も、フリーランス同士でコンビを組む相方の場合も、僕の過去のSNSの発言をチェックすることがあるでしょう。そんな時にネガティブな発言ばかりあったら

「この人にお願いしたときにどう書かれるかわかったもんじゃない」

と思われてしまいかねません。

また、自分が何か組んだり依頼したりする人がネガティブばかりを発言しているとしたら、やっぱりお願いしにくくなってしまいますね。

書くべき意見は書くべきですが、無駄なネガティブはどんどん減らして行きたいものです。

SNSも立場が違えば使い方が違っても不思議はありません。だから人の使い方を僕が強制できるわけでもありません。

だけれども、個人・法人として人に与える影響を意識する立場を持っているならば、ネガティブは極力控えておくのが良いのではないかなと、近頃よく考えます。

人間だから完全に0にするのは難しいと思うんですよ。聖人君子じゃないし。

だからこれは、努力目標です。

何かを否定・批判しないと自分の言いたいことは言えないのか?

そんなことはほとんど無いのでは?

仮想敵を作るのは、自分の言いたいことを簡単に伝えられる手段の一つです。

でもそれに頼りすぎてしまうと表現力に限界ができます。また「そうだそうだ!」というインスタントな同調をあつめることにもなりかねず、伝えたいことが却って伝わりにくくなってしまうということもあります。

表現は難しくなるかもしれませんが、インスタントに敵を作らずに上手に表現できる方法を探したいものですよね。

そんなことを意識しながら2017年、情報発信していきたいなあって思っています。

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