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柔道の代表監督、続投で大丈夫なの?と不安が山盛り・籠盛りなのである

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拝啓@odaijiです。

このエントリーの流し読みっ!

  • 選手の不信感に対して戒告処分で信頼回復できるのか
  • 国際柔道は大きなルール変更をしていて対処が大変な時期
  • 「お家芸」のピンチに対応する力が試されている
  • ※あくまでファンの視点から、心配しているのです。

    この数日、ニュースで流れているので、わかる人はわかるかもしれません。
    柔道女子の全日本監督およびコーチが、女子選手に対して暴言・暴行を続けていたというニュースが流れてきました。このニュースの少し前に大阪の高校で体罰を受けた生徒が自殺したこともあり「体罰」「指導という名の暴力」についてスポーツ指導界が過敏になっているなかで出てきたニュースですが、本件に関する組織の対応などがもろもろ問題になっているところです。


    選手の不信感に対して戒告処分で回復できるのか

    国際試合で勝つ選手を育てるのに、指導者と選手の信頼関係はとても大切なものだということは、たとえ私たちがスポーツの国際大会の出場経験がなくてもわかります。
    仕事で、学校の部活で、困難にあたる際には指導者や上司・センパイと私たちの信頼・協力がなければうまくいかないのは自明です。

    この監督・コーチ陣は日常的に選手たちに暴言・暴力を繰り返していたようです。少なくとも3年前からこのような行為が始まっており、オリンピックも終わった9月に、ある女子選手から全日本柔道連盟に対して暴力行為の告発がついになされたそうです。

    その結果は、監督らは厳重注意を受けただけ。

    選手はそれでは納得いかなかったようで、より上位組織の日本オリンピック委員会(JOC)に対して、選手15人から同様の訴えがされたそうなんです。直接上の組織ではラチが明かないということなのでしょうね、より上位の組織に直接訴えたわけです。

    その結果は、今月19日に文書による戒告処分を下しただけ。

    つまり、監督・コーチは退任することなく、引き続き選手の指導をするということなんですね。2度にわたる告発を複数の組織に行ったにもかかわらずこの結果で、選手と指導者の信頼関係が回復するのでしょうか?
    自分の職場でこのようなことがあっても、とてもじゃないですが信頼関係なんて回復しませんね。
    僕が女子選手だとしたら、JOCすら怨嗟の対象にしてしまいかねません。


    国際柔道は大切な時期

    ロンドンオリンピックの終了後、国際柔道連盟は大きなルール変更をしています。

    「一本を取る」見栄えのする柔道へ。新ルールに日本は対応できるか?(1/3) - Number Web : ナンバー

    ルール変更は多岐にわたり、中でも立ち姿勢の状態から足を取る攻撃が一切禁止になってしまうというのはとても大きな変更です。
    使える技も変わってくる、判定基準も変わってくる、寝技の価値も変わってくる。
    このようななかで家の中が火事になってしまっては、ルールの対応、強化は難しいと言わざるを得ないでしょう。

    ルール変更に負けるのではなく、ルール変更に対応できない自分たち組織が負けるんです。


    「お家芸」のピンチに対応する力が試されている

    2004年のアテネオリンピック。

    谷本歩実選手が金メダルを獲得した際に、当時コーチだった古賀稔彦氏に抱き着くシーンが流れました。あのシーンを覚えているかたも多いと思います。
    そこまで、選手とコーチの絆は深かった。

    一丸となって世界と戦って、金メダルを取ったのです。

    今はどうでしょう。

    おそらく今の女子柔道は、数年前から行われてきた体罰や恫喝で、がたがたでしょう。
    世間では「お家芸の復活」を期待していると思いますが、このままでは復活どころか、さらなる信頼低下をも招きかねません。
    また、JOCはここできっちり処置できないと、もしほかの競技で同様の事態があったときに頼られない組織としてレッテルを張られてしまいます。これでは日本のアマチュアスポーツ界をリードできません。

    全日本柔道連盟・JOCは、今大変な「試し」を受けています。

    体罰・恫喝に対する風当たりが強い時期です。そういった事情も加味しながら、世間に、何より現役の選手たちに示しがつく対応を取らなければなりません。
    それが出来なくても全日本柔道連盟・JOCはなくなりますが、確実に女子柔道が弱体化します。

    どうか、信頼を取り戻すスッキリ一本!の決着を期待したいです。

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