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スーパーコンシューマーのオンライン新製品イベントは、店舗に人を呼びにくい飲食店の大きなヒントになりそう

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ユーザーの「こんな商品が使いたい」を形にするスーパーコンシューマーの、新製品紹介オンラインイベントが2020年10月29日に行われ、ご招待頂きました。

新製品発表イベントは通例、六本木の豚肉料理専門店「豚組 しゃぶ庵」で行われ、参加者は現地を訪れるのですが(私は参加したことありませんでした)、今回は2020年の社会状況の元、原則的にオンラインでイベントをすることに。登壇者は豚組 しゃぶ庵でプレゼンテーションや製品紹介をし、招かれた人は同店から配送された豚しゃぶセットを自宅で食べながら映像を見、意見などはツイートしていくという流れのものです。

製品のレビューについては後日使ってから書くとして、まずはこのイベントについて感じたことを。

この「配送されたメニューを頂きながらオンラインイベントに参加して共通の時間を過ごす」という試みは、新型コロナウィルス感染症の影響で来店客の減少に苦しむ飲食店にとっては一つのヒントになるかもしれないなあと感じた次第です。

※飲食で働いた経験は有りません。そのあたりの無知による的外れな意見がありましたらご容赦ください
※豚組 しゃぶ庵は近々営業スタイルが大きく変わる予定です。現在、どのようなサービスが行われているかはHPを御覧ください。

来店しないと「横のつながり」が育ちにくい

今さら説明するまでもなく、飲食店の経営には様々なパターンがあるものです。中にはご店主と常連さんの結びつきが強く、お客さん同士がなかよくなりやすい店、というものがあります。

こうしたお店の場合、お店に足を運びにくくなると常連さん同士の結びつきが薄くなってしまうのが寂しいものなんですよね。

自分の経験でも、仲良くなった常連さんがお店のスタッフの方とご結婚されてそのパーティーに呼ばれたり、常連さん同士で遊びに行ったりというつながりが生まれたものですが、こうしたものが生まれにくくなります。

デリバリーの環境は発達していますが、そこにはお店と注文者の、配達を依頼するという関係性しか生まれないんですよね。

それもこれも来店してコミュニケーションを取るという場がなくなってしまっているからだと思うんです。

ただ近くだからという理由でデリバリーしてもらうなら関係性も感情も必要ありませんが、

  • あの店の料理を頼みたい
  • あの店主と話したい
  • あの常連さんと会いたい
  • あの雰囲気に身を置きたい

という気持ちが叶えられることもありません。

オンライン飲み会で同じ体験を共有する

さて、オンラインイベントについてです。

オンラインイベントは原則的に、主催者もしくは登壇者が語るシーンを視聴するものじゃないですか。視聴による経験を主に得るものだと思っています。

ヨガや筋トレのイベントでは、動画を見つつ「あなたもやってみましょう!」という流れにやりやすいため、同じ体験をしやすくなります。ものづくりのオンラインイベントも同様でしょうね。

でも、オンライン飲み会を考えると、参加者同士が細かく同じ体験の共有をすることって割と難しいと思うんです。

いや、飲み会だからお酒は飲むかもしれませんよ。でも、銘柄が違ったり、料理がバラバラだったりして、ソレ以上に共有感を出すことがたやすくなさそうです。

仮に飲食店の店長さんがオンライン飲み会を開催しても、そのままでは参加者は自分たちで用意した飲食で楽しむ事になり、シェアできるのは会話だけ、ということになります。

オンラインヨガとオンライン飲み会の違いの一つは、イベントの送り手が提供するものを受け手が受け取れるかどうかなのかなと思うんです。

では、飲食店の方が自分のお店の特徴を活かしながらオンラインイベントを開くにはどうしたら良いか。そこがポイントになってきます。

飲食店のデリバリーを受けて、それをたのしみながらイベントを行う

豚しゃぶのお店で行われているイベントをオンラインで見ながら、配送された豚しゃぶを食べる

そこで可能性があるのが、事前に飲食店からメニューのデリバリーを受け、それを飲み食いしながらイベントに参加する、というタイプのオンラインイベント。今回のスーパーコンシューマー新製品紹介イベントはまさにそのスタイルが採られました。

本来なら豚組 しゃぶ庵にご招待されていたはずの人には同店のしゃぶしゃぶセットが届き、自宅で鍋を突きながらイベントを見ることができました。

イベントにはTwitterで参加、感想を語ったり内容をチェックしたりしつつ、僕は他の参加者とDMをして「イベントを見ながら同じテーブルの人と雑談する」ようなたのしみ方も。

場所は離れているのですが、与えられた仕組みと自分から話しかける工夫をすることで、少しでもその場にいる空気に近づけるような気持ちになったのです。

新製品発表会ですし、豚組 しゃぶ庵はマスターがカウンターの向こうにいて話しかけられるタイプの店では無いため、お店の方とのコミュニケーションはありませんでしたが、常連同士が話しやすい、という雰囲気が作れるようになったのです。

時間とタイミングを工夫して開催できないものか

来客人数が減ったお店の方々には、うまく時間調整をして、自店の商品をデリバリーしつつオンラインランチ会・オンライン飲み会を開催してみると、再び常連さんとのつながりを作れるようになるかも。

現実には、オンライン飲み会を行うとしたらその時間の実営業をどうするの?という問題が出てきます。これに関しては定休日を活用するとか、仕込みの時間に使っているランチタイムを使ってみるとか、そうした工夫や犠牲が必要になるかもしれません、

配送できる商品を新しく開発しなければならないかもしれません。でもそれは、必ずしも一人前のコースメニューを作らなければならないわけでは無いと思うのです。

レンチンすれば出来上がる真空パックの商品でも良いでしょうし、冷凍したまま送って簡単に戻せるようなものでもいい。また、料理ではなく、そのお店の特徴を活かした薬味だけでも良いです。

お店側は共通の何かを事前に配達し、それを参加者が同時に楽しみながらオンラインイベントに参加する。それができればお店と参加者の距離、参加者同士の距離は確実に縮まっていくことでしょう。

大規模でなくても良いですし、常連さん数人と、昼休みの30分~45分間だけ時間を共有できる場を作る、なんて試みもいいですね。

転職などで土地を離れたががめに来店されなくなったお客さんもいるのではないでしょうか。連絡がつくのであれば、そのお店の味をたのしみながら久しぶりにお話ししませんか、というオンラインのメリットを活かした行動もできそうです。

どれが成功するかはわかりません。でも、自分のお店の料理を配達することでできるチャレンジは、可能性がいくつもあるように感じました。

お酒の売上は立たないけれど

それでもお酒の販売は難しいので(栓の開いたお酒と、栓をしたままのお酒とで、販売するための免許が異なるのです)、リアル店舗に来たお客さんが落とすはずのお酒の売上は立ちにくいでしょう。

こんなふうにすべての課題が解決できるわけでもありませんが、何か変化をしてみれば新しいヒントが生まれるもの、ということも有りえます。

僕が参加したイベントでの感想は、思ったよりお店の雰囲気を味わえたし、参加者とコンタクトさえ取れれば、さらに楽しめる可能性も出てくるのではないか、ということでした。

スーパーコンシューマーの製品レビューは後日

今回のイベント・スーパーコンシューマーの新製品については、使用してからレビュー記事を書きます。が、このイベントをきっかけにこの文章を書くきっかけが生まれたので、取り急ぎ新製品の概要を。

かわるビジネスリュックmini(22,800円税込)

コアポケットと動く仕切りの機構によって、荷物に応じて収納スタイルを変更できる「かわるビジネスリュック」の小型サイズが出ました「かわるビジネスリュックmini」という製品名です。かわるビジネスリュックは2泊3日くらいの旅行なら荷物が簡単に収まるくらいの積載量ですが、miniの方は1泊2日までという雰囲気でしょうか。

近所のカフェにiPadと充電器+傘、くらいを持ち運ぶ際にはこのminiの使い勝手がとても良さそうです。

miniでない、おおきな方のかわるビジネスリュックは僕のブログの中でレビューしています。

かわるビジネスリュック レビュー|取材にも旅行にも対応する柔軟な大容量リュック

こちらをご覧ください。

旅ストラップ(6,850円税込)

購入して間もないiPhoneを紛失してしまったコグレマサトさんが「iPhoneをなくさないストラップがほしい」と開発したのがこの「旅ストラップ」。

▼スマホ(ケース)に貼り付ける本体部分と

▼本体部分と磁石でくっつくストラップの連結部分と

▼紐部分(写真の紐の部分。こちらは製品同梱ではなく、今回のイベント用にコグレさんが独自に作成しおまけしてくれたもの)

で構成されています。紐部分は利用者の好みに応じていろいろ付け替えられるようになっておりますが、コグレさんの紛失の体験から、首にぶら下げた状態でズボンの前ポケットにスマホを突っ込めるような長さのストラップを作られたそうです。

キャッシュレス財布(15,000円税込)

小銭の収納を最小限に抑えた代わりに鍵が2つ入るようになっている、未収納時の厚さ7ミリメートルの極薄財布がキャッシュレス財布です。

▼お札とカードを入れるのがメインのミニマル設計

▼鍵ポケットがあって最大2つほど収納可能

▼鍵は財布に収納したまま利用可能

「鍵っていくつも持っていても、本当に毎日日常で使っているのって2つくらいじゃないですか?」

という開発者のコメントが印象的でした。

僕は使う可能性のあるものをぐわっと持ってしまうタイプなのですが、ミニマルな方ってこういう考え方をするのですね。

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